
朝、ふと目にした新聞に面白いことが書いてありました。
それは「貧乏性」についてです。
実は「貧乏」と「貧乏性」では意味が違いまして、「貧乏」とはまさにお金がなくて貧しいことを言うのですが、「貧乏性」とはお金があるなしに関わらずケチケチしていることです。
そして、貧乏性の最大の特徴は、どんなにお金を持っていても最後には貧乏になると言うことなのです。
カルロスゴーンは貧乏性?
経営のカリスマと言われた日産の元CEOであるカルロス・ゴーン氏は確かにお金持ちではありましたが、私欲に溺れ不正が発覚し逮捕されてしまいました。
その新聞記事にはゴーン氏のような人のことを貧乏性と言うのかもしれないと書いてありました。
ゴーン氏は確かにお金持ちでしたが、自分のことだけを考え、逮捕され、名誉や信頼、財産の全てを失ったのです。
これからその罪を償うことになるのですが、ゴーン氏の地獄はさらにその先から始まるのです。
権力者が罪を犯すとどうなるのか?
日産と言えば世界でも屈指の大手自動車メーカです。
そんな大企業のトップであったゴーン氏は、経営手腕は買われていたのでしょうが、その強大な権力を私欲のために使ってしまいました。
大きな権力を持った人が罪を犯すとどうなるのか?知らなかったでは済まされない地獄の世界を考えてみましょう。
人の一生は、全てこの宇宙空間に記録されています。
誰にも見つからないように隠していたことでさえ、全てのことが確実に記録されているのです。
そして、人は死んだ後、肉体から抜け出して幽体の状態で自分の一生を映し出す映画館のような場所に行くのです。
幽体と言っても、夢で見ているようなかなりリアルな世界ですので、自分が死んだと言う自覚がない人は、自分のことを生きていると思っているのです。
そして、映画館のような場所で自分の一生が映し出され、その人の親や親族、生前に親しかった人達が一緒に傍観するのです。
ゴーン氏の場合、経営者の仮面を被った私欲にまみれた心が映し出され、何万人と言う従業員が汗水垂らして稼いだ尊い対価を貪るように使いまくる醜い姿が露わにされるのです。
そして、傍観者からため息が漏れ、人間失格と言う烙印を押され、地獄の底に落ちて行くのです。
そして、真っ暗で寒くて臭い地獄世界で、ひたすら苦痛に満ちた人生を送らなければならなくなるのです。
なぜ地獄があるのか?
そもそも、どうして罪を犯した人は死んだ後で地獄に行かなければならないのでしょうか?
実は、遥か昔には地獄と言う世界は無かったのです。
この地球に人類が誕生し、神の子として生きている時代は地獄と言う世界は存在しなかったのですが、神の子であることを忘れ、我欲に突っ走る人達が増え、死んだ後もこの世への強い執着、不平不満、恨みつらみと言ったネガティブな想念が集まってきて地獄的な磁場を形成するようになっていったのです。
そしてそれが、地獄と言う世界を作りだして行ったのです。
つまり、地獄とは私達人間のネガティブな想念が作りだした世界だったのです。
そして、この地上で生きている時に、強い執着、不平不満、恨みつらみと言った心で生きていると、死んだ後にその同じ波動の世界、つまり地獄に勝手に行き着いてしまうのです。
人は、本来そうしたこの世とあの世のことを通しで考えて生きて行かなければならないのですが、今の時代、唯物論主義的に、死んだら終わりと考える人達がとても多いのです。
そうした人達は、この世界の真実を知らないまま、私利私欲のためだけに突っ走り、地獄に落ちて行くと言うことになるのです。
少なくともこのブログを読んでいる人は、そうした世界の真実を知ってしまったので、今から清く正しい心で生きて行けば、そんな暗い地獄の世界に行かなくて済むのです。
成功とは、有名になったりお金持ちになったり人より上に行くことではありません。
この心を、この世界でいかに清く正しく育むか、それが真の成功への道なのです。
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