人から大切にされる人と、人から大切にされない人がいます。
なぜなんでしょう?
黄金律では「自分がして欲しいとことを自らが相手にしてあげなさい」と教えています。
これを鵜呑みにして、恋人に愛されたいからと言って、恋人を一生懸命愛しても、多分上手くはいきません。
なぜなんでしょうか?
これは、とても深い人間関係の物語なのです。
これを知っているか知らないかが、これから先の人生の明暗を分けると言っても過言ではありません。
それくらい大切なことなのですが、知っている人は限りなく少ないです。
では、この恋人に愛されたいという女性(ラブ子さん)をモデルにお話を進めましょう。
なぜか嫌われる気付きにくい行動!
ラブ子さんは、大好きな彼氏がいて、寝ても覚めても彼氏のことしか考えていません。
まあ、恋した乙女は我も忘れてしまうくらいですから、気持ちは分からないでもないのです。

ですが、周りが見えなくなるほど熱狂してしまうと、それはちょっと危険な兆候です。
恋は盲目になるといいますが、まさにそれですね。
それで、問題はラブ子さんが彼氏のことを考えすぎることなのです。
上の空は相手に伝わる!
例えば、ラブ子さんは会社に行って仕事をします。
そこで、仕事の打ち合わせとかやるのですが、ラブ子さんはどうも気持ちが浮ついてしまっているのです。
当然仕事に身が入らないのでミス連発です。
これでは信用ガタ落ちですね。
次に、仕事が終わって、同僚の女子社員(ギャル子さん)とスタバでお茶して帰ろうということになったとします。
ギャル子さんは、仕事のことや恋人のことでいろいろ悩みがあるようで、ラブ子さんにどうしたらいいか相談しているのです。
それで、ここが問題なのですが、ラブ子さんはギャル子さんの話を心から聞いていないのです。
今日は彼氏に会えるかな?とか、会えなかったら明日会えるかな?とか、気持ちが飛んで行ってしまっているのです。
つまり、上の空で聴いているということです。

こういうのはなぜか相手に伝わるので、どうも真剣に話を聞いてくれないと感じたギャル子さんは、ラブ子さんに相談したことを後悔します。
そして、もうラブ子さんには相談するのはやめようと思います。
ラブ子さんは誰に対しても同じような対応なので、同僚のガル子やパミュ子なんかもラブ子さんに不信感を持ってしまっています。
こうして、ラブ子さんは自分は何も悪いことをしていないのに、なぜかみんな冷たいんだよなって気付き始めるのです。
この世で一番大切にすべき人は誰でしょう?
この世で一番大切にすべき人は誰なのか?
この世で一番大切にすべき人は誰だと思いますか?
それは同僚です!⇒ブブー。
それは恋人です!⇒ブブー。
それは両親です!⇒ブブー。
それは親友です!⇒ブブー。
これが難しいのです。
全部ブブーなのです。
特定の誰かと言うことではないのです。
世界で一番大切にすべき人とは、“今、あなたの目の前にいる人”なのです。

あなたの目の前に友達がいるなら、一番大切にすべきは友達なのです。
あなたの目の前に恋人がいるから、一番大切にすべきは恋人なのです。
今、あなたの目の前にいる人に、全身全霊を捧げているか?ってことなのです。
相手はそれを感じ取ります。
そして、誰に対しても全身全霊で接している人は、誰からも一番大切にされるようになるのです!
これが誰からも好かれる究極の人たらし術なのです。
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