
私は会社ではよく誰かと電話をしますが、たかが電話にしてもその人の品格というのは現れるものです。
いかに気配りをして相手を思いやるか、それが分かるポイントをお教えしましょう。
電話だけでもその人の品格が現れる!
まずは普通の電話での会話です。
私:もしもし、●●さんはおりますか?
相手:ただいま外出しております。折り返しお電話差し上げましょうか?
私:はい。よろしくお願いします。失礼いたします。
相手:はい。失礼いたします。
そして、相手の品性が出るのが次の瞬間です。
電話を切る音:ガチャツ!
この、電話の切れる音が、乱暴か美しいか、これがとても大事なのです。
気が付かないうちに人を不快にしている人
なにも考えていない人は、受話器を電話にポンと置くのです。
でも、これだと、電話の切れる音は不協和音となります。
これを聞かされた相手の人は、ちょっと嫌な思いをします。
「え~、それくらいで?心が狭いんじゃないの?」と思う人がいるかもしれません。
多分私のブログを読んでくれるような人は、そんな考えを持つわけないのですが、あなたの周りにいるかもしれませんよね。
それで、そう思う人は、ちょっとやばいかもしれません。
気がつかないうちに、人に不快なことをしてしまっているかもしれません。
なぜなら、自分のモノサシで物事を考えているからです。
この耳障りな“ガチャッ!”をされた人は、その不愉快な思いを相手にさせまいと、電話を切るとき、受話器をそっと置くようにして、極力音をさせないように気配りすると思います。
電話の相手の人が、そのような応対をしてくれると、この会社は素晴らしいと思うのです。
たった、それだけのことなのですけど、そういった細かいところに品性というのは出るのです。
お弁当を買うのにスーパーのレジに並んでいるとき、前の人がレジの前の台に商品を載せて待っているのですけど、ちょっとずらしてくれれば私もそこに置けるのです。
でも、なんにも考えていない人って、ずらしてくれないのです。
だいたい99%の人は、そこまで配慮してずらしてくれるのですけどね。
ずらしてくれない人に遭遇したときは、こうゆう人もいるんだなあと思いました。
もしかしたら、日本人ではなかったかもしれませんが・・・。
育ちの違いは大人になってからこうも変わる!
あと、これは小田急線に乗っていたときの話です。
私の向かいに二人の若い女性が座っていました。
二人とも保険のセールスレディーだと思うのです。
どちらとも、かなりキレイな女性だったのですけど・・・。
一人はひざとかかとをくっつけて、姿勢も正しくて見ているだけで心地がいい人でした。(私はこういうタイプの女性が大好きです)
きっと育ちがいいんだな思いました。
もう一人のほうは、突然靴を脱いで半あぐら状態になりました。
え????ってちょっと信じられない光景だったのですが、コレほどまでに違うんだなあと思いました。
こっちの人はオムツがよくなかったのかなあ?なんて。
もしこの二人のセールスレディーに保険を勧められたら、どちらから買いますか?
家を出たら、人様が見てるということを意識して、極力笑顔と丁寧さを心がけたほうが絶対に得だと思う今日この頃です。
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