ロスジェネ世代が生き残る方法とは?培った経験を活かし独立起業を!

 

ロスジェネ世代(ロスジェネレーション世代)とは、1990年代後半から2000年代前半の「就職氷河期」に社会に出た世代の呼び名であり、それは私のことでもあります。

この世代は本当に何をやっても報われないと言う、呪われた世代と言っても過言ではありません。

この理不尽な世代に生まれてしまった人たちがこれからの未来を生き残る方法をご紹介いたします。

理不尽な宿命を背負うロスジェネ世代

 

今の社会構造を見ますと、このロスジェネ世代の直前に団塊世代ジュニア層、いわゆるベビーブーマー層がいるので、会社組織にはこの団塊ジュニア層がひしめき合っていて、ロスジェネ世代は昇格できなくなっているのです。

しかも、ロスジェネ世代の下の世代は極端な少子化世代であるため、部下や後輩がいない未だに一番下っぱと言う悲劇的な状況も多々あります。

しかし、この厳しい環境を生き抜いてきたロスジェネ世代の人達は、能力の高い人達がとても多いと感じます。

 

 

根性論の時代を生き抜いてきたロスジェネ世代はメンタルがとても強いと思います。

しかも、なかなか後輩が付かないと言う特殊な世代ですから、常に第一線でしのぎを削ってきていますから、仕事の能力は高いのです。

それでも、ロスジェネ世代の上には壮大な団塊ジュニア層が広がっているので、昇進、昇格はかなり難しいと言う理不尽な状況に陥っているのです。

 

ロスジェネ世代が生き残る方法!

 

優秀なロスジェネ世代は、常に損な役回りな世代だったことを知っています。

そして、このまま会社組織に組み込まれていたら、定年まで損することも知っています。

相変わらず年功序列でのんびりした会社は、優秀なロスジェネ世代が活躍できないため、何が起こるかと言いますと、優秀なロスジェネ世代の社員は会社を去ることになります。

優秀なロスジェネ世代の社員は、常に仕事を第一線で戦ってきていますので、会社を去っても一人で戦える実力があるのです。

もちろん、会社経営の経験はないので、いきなり独立起業をしても失敗する可能性はありますが、仕事の実力はありますから、会社経営のことを学べば、独立起業しても仕事が無くなることはありません。

そういうポテンシャルを持っているのがロスジェネ世代なのです。

 

 

ロスジェネ世代はだいたい40歳前後ですから、仕事は20年以上経験してきていますし、会社の仕組みや組織の動かし方もマスターしていますので、実は会社を支えているキーマンが多いのです。

しかし、そうしたキーマン達は、会社の未来に自分達が活躍するフィールドが無いことを知っていますので、既に会社から脱出する計画を目論んでいるのです。

ロスジェネ世代より上の世代は、そろそろ50歳とかになってきますから、今さら起業するようなパワーと勇気を持っている人はほとんどいません。

むしろ、このままのらりくらりと会社勤めをしていたほうが、安心だと思っているのです。

ですから、団塊世代ジュニアの層は果てしなく厚いのです。

 

ロスジェネ世代は自力で生きる準備をしよう!

 

大企業になればなるほど、機動性が悪くなりますので、ロスジェネ世代は取り残されたままとなります。

そんな状況にジッと我慢していられないのがロスジェネ世代ですから、会社から脱出して独立する人達が大量に出てきます。

つまり、将来を担うキーマンが大量に社外に流出していくのです。

そうなると、会社に残るのはのらりくらりと会社にしがみ付いてなんとかなっている団塊世代ジュニア層の人達と、ロスジェネ世代におんぶにおんぶを重ねてきたその下の若年層だけです。

こうして大企業は組織が崩壊していくことになるでしょう。

 

 

大企業であっても、機動性の高い会社は年功序列など度外視してロスジェネ世代をガンガン昇格させますので、40代で部長や取締役なんてザラです。

こういう企業はこれから先もどんどん成長していくでしょうが、相変わらず年功序列を重んじる会社はロスジェネ世代を失い、機能停止になる可能性が高いのです。

そんな将来に希望が持てないロスジェネ世代の人達は、実力は十分にありますから、自立できるように準備を始めたほうがいいと思います。

タイタニックのように沈みゆく船に乗り続けていることは大きなリスクになります。

ロスジェネ世代の根性と実力で、これからの時代をリードしていきましょう。

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