
日本には、普通の生活を送りたいという人が沢山います。
普通の生活とは、住む家があったり、食べるものに困らなかったり、たまには旅行に出かけたり、テレビを見たり友達と遊んだり、そういうのが普通の生活です。
そうした普通の生活ができない不幸のどん底の人達が沢山いるのです。
では、不幸のどん底の人達がなりたいという普通の生活には、どうやったらなれるのかと言うことです。
日本は普通の生活水準が高すぎる!
日本と言う国は、世界的に見ると先進国、経済大国ですので、そもそも日本でいう普通という状態は、世界のレベルでみたら最高峰の水準なのです。
蛇口をひねれば飲める水が出てきますし、街は大渋滞ですけど、それだけ多くの自動車が行き交っている国なのです。
これが当たり前と考えることが、そもそもの間違いであり、これは一昔前で言えば、王様レベルの人達が沢山いる状態と考えたほうが正しいのです。
よくよく考えてみてください。
普通の生活ってものをです。
家に帰るとテレビがあって、冷暖房があって、お風呂があって、水洗トイレがあって、お布団やベッドがあって、電気水道があって、食べ物があって、洗濯機があって、電話があって、洋服があって、パソコンがあって、自動車や自転車なんかもあって、生活するのに不自由なことはありません。
一昔前の王様だって、こんなに贅沢な暮らしはしていませんでしたよね。
日本と言う国は、大富豪達が普通に庶民として暮らしているとんでもない国なのです。
これは私がコストコで買い物をしていてハッと気が付いたことなのです。
みんなカートに山盛りに商品を買っています。
これだけ商品が豊富にあって、これだけ沢山の商品を買い漁る人達が普通にいる国。
日本は、とんでもない国だなと。
普通を目指すことが間違っている!
つまり、今の日本はそもそも普通ではないのです。
今の日本は、どこかに「普通」と言う絶対基準があるとするならば、世界最高水準、超貴族階級の人達の集合体国家だと言うことです。
だから不幸のどん底の人達は、自分たちは不幸で恵まれていないと勘違いをしてしまうのです。
本当は、不幸のどん底の人達こそが、「普通」と言う絶対基準で言う普通の水準の人達なのです。
家はボロボロ(アフリカとかの家はすごいボロボロ)、テレビはない(アフリカとかはそれがふうつ)、冷暖房もない(アフリカとかはそれがふうつ)、お風呂もない(アフリカとかはそれがふうつ)、水洗トイレもない(アフリカとかはそれがふうつ)、お布団やベッドもない(アフリカとは布をしいている)、電気水道もない(アフリカとかはそれがふうつ)、食べ物もない(アフリカとかは狩りに出る)、洗濯機もない(アフリカとかは川で洗う)、電話もない(アフリカとかはそれがふうつ)、洋服もない(アフリカとかは布を巻いている)、パソコンもない(アフリカとかはそれがふうつ)、自動車や自転車なんかもない(アフリカとかはそれがふうつ)、それでもちゃんと生活しています。
つまり、「自分たちは普通じゃないからせめて普通の暮らしがしたい」、と思うことを止めて、「今これが普通なんだからこの状況を与えていただけるだけでもありがたく感謝しよう」と考えたほうがいいのです。
大山阿夫利神社の神様が教えてくれた大切なこと
先日、神奈川県の大山阿夫利神社に参拝した時のことです。
大山阿夫利神社の参拝については別の機会に詳細をご紹介いたしますが、大山阿夫利神社の参拝を終えてケーブルカーの駅からバス停に向かう階段の途中で目に飛び込んできた光景があります。
それは豆腐料理屋さんの看板でした。
豆腐料理は松、竹、梅となっていて、3段階のランクがあるようです。
その時閃いたのです。
この世には順序ってものがある。
私みたいに豆腐料理を食べたことが無い人間が、いきなり「松」を食べてもその価値を理解することはできない。
私みたいな初心者は、徹底的に「梅」を食べまくって、「梅」の価値が十分に理解できるようになったら、次は「竹」を徹底的に食べる。
そして、「梅」も「竹」も十分にその価値を理解できるようになったら、人生の集大成において「松」を頂くのが道理であろう、と。
そして、このことを人生プランに置き換えると次のようになります。
0歳~40歳までは徹底して「梅」を学ぶ。
40歳~60歳までは徹底して「竹」を学ぶ。
60歳を超えたら基本は「竹」だけど、もう二度と経験することはないかもと思えたら最後に「松」を堪能する。
これこそが、一番幸せを感じることが出来るステップアップの階段であろうと考えました。
今あることに感謝することが第一歩!
今、不幸のどん底で苦しんでいる人達は、徹底して「梅」を学ぶ時期なのです。
「梅」という価値が分からない限り、その上の「竹」や「松」の価値を理解することは不可能ですから、上を見て羨むのではなく、今ある「梅」の全てを学ぶくらいの勢いで学びまくったほうがいいのです。
エベレストの山頂を目指す登山家は、エベレストの山頂に登ることが最終の目的ですが、そのプロセスにこそ価値があると考えています。
ヘリコプターでエベレストの山頂に降り立っても、目的は達成されますが、そこにどんな価値があるのでしょうか?
エベレストを登頂すると言う、最初は計画から始まって、気の遠くなるような準備して、身体を鍛えて、チームを育てて、命を懸けてチャレンジするからこそ、そこには想像をはるかに超える感動があるのです。
ヘリコプターでエベレストの山頂に降り立っても、それほどの感動を得ることはできません。
エベレストを登頂するということは、それまでにエベレストよりも低い山々を数えきれないくらい登頂しているということです。
つまり、いきなり「松」ではなく、「梅」×1000回、「竹」×100回、「松」×1回というくらいに、いかに「梅」で基礎を鍛えるかがその後の人生に大きな影響を与えるかと言うことなのです。
ですから、いきなり「松」の人生の人は、誰からも羨ましがられるように思われますが、本当は感動が少なく充実した人生とは言えない可能性が高いのです。
つまり、「梅」を学ぶ機会を多く与えられた不幸のどん底の人生の人と言うのは、この世で一番幸せになれる人なのです。
そう考えた時、今ある境遇がいかにあなたのために用意された価値のある境遇であるのかが分かると思います。
今この瞬間に感謝を始めた時、あなたのステップアップは始まっていくのです。
私もつい最近までは、新幹線ではグランクラス(飛行機でいうファーストクラス)に乗ったりしていましたけど、まだまだ「梅」が足らないと気持ちを改めまして、今は「夜行バス」に乗ったりしています。
でも、それは本当に素晴らしい人生の経験であり、これからも当面は「梅」を楽しみたいなと思っています。
精神レベルの高い人は普通の暮らしをする!
お金持ちは世界の人口の3%しかいないと言う話を聞いたことがあります。
つまり、残り97%は普通かそれ以下の人達と言うことです。
日本の人口の比率でも、お金持ちはやはり3%となっていて同じらしいのです。
つまり、97%の人はお金持ちではないと言うことです。
じゃあ、97%のお金持ちではない人達は負け組なのかと言いますと、実はそうではありません。
少なくとも、97%の普通の人達は、実に快適な世界にいると私は思っています。
なぜなら、この世の中のほとんどのものが、普通の人達のために作られているからです。
例えば、ファミリーレストラのです。
ファミレスでは、だいたい1000円前後でなんでも食べることが出来ます。
ファミレスの種類も沢山あって、メニューも沢山あって、選びたい放題です。
ですが、お金持ちはまずファミレスに行きません。
つまり、この日本からファミレスをバッサリ切ってしまうと、いきなり何万店と言うお店が無くなってしまうことと同じなのです。
お金持ちとは、かなり狭い世界で生きていると言うことです。
普通の暮らしで最高の修行を楽しむ!
お金持ちの人は、飛行機はファーストクラスに乗ります。
しかし、ファーストクラスはエコノミークラスに比べて座席数が少ないです。
さらに、マイナーな路線ではファーストクラスの設定が無い場合もあります。
新幹線でもグランクラスやグリーン車などの特別車両は座席数が少ないです。
つまり選択肢が少ないのです。
もちろん、お金持ちになってファーストクラスや特別車両でくつろぎながら移動できることは素晴らしいことですが、利便性とかを考えると必ずしも優れているわけではありません。
その反面、エコノミークラスや普通座席は座席数が多いので利便性は高いのかもしれません。
つまり、普通の人達は、普通の生活を思いっきり楽しみましょうと言うことなのです。
普通の人ほど、選択肢が多い人はいないのです。
お金持ちもファミレスとか普通車とか選べると思うかもしれませんが、そもそもの選択肢に入っていない場合が多いのです。
ですから、普通の暮らしを楽しむことがとても大切なのです。
徐々にステップアップしていく!
世の中には、松竹梅と言うのがあります。
それは、初級、中級、上級と言うことです。
人生において一番幸せを感じることができる人生こそが、松竹梅とステップアップしていく人生です。
人生の最初は初級クラスで頑張って、40代くらいから中級クラスで頑張って、60代くらいから上級クラスで頑張ると、人生として最高の喜びを味わえるのです。
生まれた瞬間からずっと上級だと、あまり変化を感じることが出来ず、幸福感は鈍ることでしょう。
この世界は、普通の人達を標準として作られていますので、普通の人達はラッキーなのです。
一番魂の修行ができる人達が普通の人達ですから、思う存分この世界を楽しんでください。
私も世界一幸せな普通の人なので、世界一この人生を楽しんでいます!
お疲れ様です。MC3期の白井です。色々ご活躍のこと、素晴らしいと感心しております。このブログも、内容も分かりやすく、よろしいですね。引き続き、ご連絡を取らせていただきたく、宜しくお願いいたします。 因みに、コーチングを付けて、電子出版をされたのですね、また色々と教えてください。
暑さ厳しく、コロナも根深い環境ですが、ご家族の皆様ともどもお元気でご活躍ください。
白井さん、こんにちは。
ブログへのコメントありがとうございます。
コーチングをつけて電子書籍を出版しました。
やはり一人でやるよりもプロに習うほうが
圧倒的に早いですね。
コロナでリアルセミナーも難しくなっていますが
負けずに頑張りましょう。
引き続きよろしくお願いいたします。