
あなたは「失敗は成功のもと」という言葉を聞いたことがありますか?
この言葉を聞いたことがある人は多いかもしれません。
失敗は成功のもとの意味とは、「失敗してもいつか成功につながるのだから、諦めずに最後まで頑張ろう」という意味が一般的な解釈だと思いますが、しかし、本当に失敗は成功のもとなんでしょうか?
これは、言葉の定義によっても受け取り方が変わってくると思います。
ここでは、失敗は成功のもとの本当の意味について解説していきます。
失敗は成功のもとではなく成功の一部?
例えば宇宙開発事業の話です。
よくロケットが打ち上げ失敗したとか言いますよね。
確かに、そのことだけを見てしまうと失敗ですが、宇宙開発全体でみれば、次はロケットの打ち上げは成功する確率が高くなっているはずです。
そして、いつかかならず成功するでしょう。

逆から考えてみると、ロケットの打ち上げを成功させるために、いろいろやってみて分かったことがあったということになりますよね。
そして、これを失敗と呼ぶのかどうかです。
これは、ある意味では成功の一部という見方もできます。
本番で成功するために練習する!
この世の中は、やってみないと分からないことだらけです。
理論的にはうまくいくように見えても、実際やってみて最初からうまくいくことなんて、ほとんどないと思います。
スケート選手の何回転とかっていう技だって、本番までにどれだけ失敗していることか、想像すらできません。

それは、そもそも失敗とは言わないのではないかと思うのです。
就活だって婚活だって同じです。
みんな、初めて就職や結婚をしようとあれやこれややっているわけです。
ですから、やってみないと分からないことだらけだと思うのです。
何かやって失敗してしまったからといって、本当は落ち込む必要なんてないのです。
たまたまそのやり方がまずかっただけで、次は違うやりかたを試してみればいいだけの話です。
失敗なんてあり得ない!
例えば、婚活でご対面までは行くのですが、なぜかそのあとが続かないとしたとします。
いつもご対面で問題が起きるとすれば、そこには必ず何かしらの方程式があるはずなのです。
- 自分の主張を必ず押し通す
- 自分の主張が全くない
- 緊張し過ぎて会話がぎこちない
- 会話が続かない
- 笑顔がない
- 相手に期待ばかりしている
こういった地雷を持っているのに、それに気がつかないと、いつも同じ過ちを犯してしまいます。
ですが、この原因を究明し、改善すれば、問題は確実に解決します。

そして、こういうことをするとご対面で印象を悪くするということが経験として分かるのです。
すると、同じように婚活で上手く行っていない人に、アドバイスしてあげたり、気持ちを分かってあげたりできるようになります。
ですから、失敗と思っている出来事は、本当はとても貴重な経験になることが多いと思うのです。
失敗は成功のもとではなく単なる「練習」である!
「失敗」とは言い方を変えれば「練習」のことです。
成功したとき、それが本番だったのです。
よちよち歩きの時、何度も転んだけど、それは失敗ではありません。
うまく歩くために練習していただけのことです。
補助輪付きの自転車から補助輪無しの自転車に乗る時、何度も何度も転んで、時には膝をすりむいて泣いたりしたけど、少しづつ補助輪無しの自転車に乗れた時、どれほど嬉しかったか覚えていますか?
それは、失敗ではなく練習だったはずです。

人生も99%は練習です。
ですから、何か失敗してしまったなと思ったときは、「ただいま練習中」ということにしておけばいいのです。
そして、成功したとき、それは1%に過ぎませんが、それが本番だったのです。
イチロー選手だって、どんな人だって練習は大好きです。
なぜなら、練習すればするほど、本番ではカッコよくプレイできるからです。
練習をするたびに「失敗した」と言って落ち込む人はいないと思います。
ですから、練習して練習して練習しまくって、本番で成功すれば、一度も失敗したことにはなりません。
失敗は成功のもとの意味のまとめ
失敗は成功のもとの意味とは、「失敗してもいつか成功につながるのだから、諦めずに最後まで頑張ろう」という意味が一般的な解釈だと思いますが、そうではなく、練習だと思えば、そもそも失敗だと思わなくてもいいのです。
- ロケット開発は失敗するごとに成功確率が高まる
- スケート選手は技を成功させるために失敗するのではなく練習をする
- 原因を究明し解明すれば問題は解決する
- よちよち歩きで転んでも失敗ではなく練習である
- 練習と考えれば失敗に落ち込むことは無い
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