
「日本人」とは、日本の国籍を持っている人のことです。
ほとんどの場合、両親が日本人ならば、子供は自動的に日本の国籍がもらえますよね。
それって当たり前な話なのですが、それがどれほどすごいことか理解している人はあまり多くないかもしれません。
日本に生まれたということがすごいこと
日本人として生まれたら、ほとんどの人は世界最高水準の医療を受けることができます。
しかも医療費は健康保険という制度のおかげで、自己負担は半額以下で済みます。
蛇口をひねれば、ほとんどの場合そこから出てくる水を飲むことができますよね。
日本という国は、蛇口から出てくる水を飲めるというとてつもなくすごい国なのです。
日本は夢がかなえられる国
私達は子供のころ、よくこんなことを聞かれませんでしたか?
“将来の夢は何ですか?”
そんなことが話題にできる国が、世界にどれほどあるか知っていますか?
日本と言う国は、とてつもなく成熟し、とてつもなく最先端を行っている国なのです。
この世に生まれても、まともな教育を受けることすらできない国が世界中にありふれています。
そこでは、学校に行きたくても行けない子供たちが沢山います。
学校に行けなければ、教養が身に着かないのでいい仕事にもありつけません。
将来の夢などを語ることはなく、選択肢のない決められた人生を歩むしかない人達が沢山いるのです。
彼らからすれば、日本と言う国は信じられないほど素晴らしい国なのです。
必死にお金を溜めて、死ぬまでに一度だけでも行ってみたい夢の国なのです。
私は、この信じられないような素晴らしい国に生まれたというだけで、世界最高水準の特権を得ることができました。
でも世界には、生まれた国が日本ではないという理由で、さまざまな貧困や困難に直面しなければならない人たちが、日本人の全人口よりもはるかに多いのです。
それが、この地球という世界の現実なのです。
そして、現実は日本と言う国だけの物語ではないのです。
日本人として生まれることができなかった人達にしてみたら、日本人として生まれただけでも最高についているよねって思います。
日本人に生まれることができたれら、多少の困難など屁でもないと思っているのです。
私達は、この豊かすぎる国にどっぷりつかってしまい、そういった当たり前のことを見逃してしまうという、とても大きな過ちを犯しているのかもしれません。
日本人の悩みはたいした悩みではない?
人は誰でも悩みがあります。
例えば日本人の学生なら、どこの会社に就職しようか悩んだりします。
しかし途上国の人は、戦火で故郷を失い、今日をどう生きようか悩んだりします。
どれもその人にとってはとても大きな問題だと思いますが、同じ土俵で比べることができるとしたら、日本人の悩みって、あんまりたいした悩みじゃないと思うのです。
それを「自分こそ世界で一番不幸な人間だ」みたいなことを言ってしまうのは、多分違うんじゃないかと思うのです。
日本人として生まれたのなら、世界最高水準の特権を自動的に付与されて生まれてきたということを自覚しなければならないし、それにいつも感謝して、できるだけ多くの人達の役に立てるよう頑張る責任があると思うのです。
どんな悩みがあるにせよ、日本人は世界で最高水準の国に住んでいるのです。
このことに感謝ができないと、世界の人達から恨まれてしまいます。
私達は、この国に暮らせることだけでもとても幸せなのですね。
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