相手の幸せを願うならまずは自分が世界一幸せになることを考えよう!

 

自分の親しい人や大切な人が、病気になったり怪我をしたり不幸になってしまったとき、誰もがその人に幸せになって欲しいと願うモノですが、幸せになって欲しい人の幸せを願うと、その願いは叶うのか?というお話をしたいと思います。

どうしても幸せになって欲しい人がいる

 

例えば、あなたにどうしても幸せになって欲しい人がいたとします。

その人の幸せを願ったなら、その人は幸せになれるのか?

まず最初に、人の幸せを願うこととはどういうことか、ということを整理したいと思います。

人の幸せを願うことはとても素晴らしいことです。

ところが、その先はコチラ側からはどうにもなりません。

幸せを願った人が幸せになるかどうかは、その人の問題になるからです。

人にはそれぞれ学ぶべきテーマというものがあります。

これは十人十色、人類の数だけ学ぶテーマがあるということです。

つまり、人の人生はどうにもならないということです。

コントロールできるのは自分の人生だけなのです。

この世界で最も大切なことは、自分自身がどう生きるか、ということであり、それが全てといっても過言ではありません。

なぜなら、あなたが見ている世界とは、あなたの思考が作りだしている世界であり、私が見ている世界とは全く違う世界だからです。

人それぞれが見ている世界は、その人それぞれの思考が作りあげた世界であり、その世界の主人公はその人本人であり、周りの人は登場人物でしかないのです。

あなたが誰かを幸せになって欲しいと願うとき、あなたが求めているモノはあなたの願望が叶うことだと思います。

なぜなら、誰かの幸せを願い、その人が幸せになったら、あなたも幸せな気分になると思いますが、つまるところは、あなたが幸せな気分になりたから誰かの幸せを願っているということに帰着します。

これは全然悪いことではありませんが、あなたの願望とは、あなたが幸せになりたいから願望が成就することを望んでいるのです。

ここで重要なポイントがあるのですが、あなたが幸せになるためには、誰かが幸せになる必要はないということです。

 

人それぞれ学ぶべきテーマを持って生まれてきた

 

人はみな、それぞれ学ぶべきテーマを持って生まれてきています。

もちろん、誰もが幸せになりたいと願っていると思いますが、そこに行くまでのプロセスは必ずしもあなたと同じではありません。

これは価値感の問題でもありますが、あなたが何気ないことに幸せを感じる価値感を持っていたとして、相手は同じ価値感を持っているとは限りません。

そして、あなたの価値感はあなたにとっては正しいことなのですが、それは相手にとったら何の意味も持たないものになっているのです。

相手には相手の価値感があって、その価値感を基準に幸せとか不幸の定義をしているのです。

ですから、あなたができることとは、自分の価値感と相手の価値感は違っていて、相手には相手の価値感があり、その価値感を基準に行動しているということを理解することなのです。

価値感が違うのですから、こちらの思う通りに行かないことが沢山あると思います。

ですが、だから相手が間違っているということではなくて、お互いに異なる価値感を持っているということを認識すればいいのです。

そしてこれは、宇宙のレベルで見ると、とても素敵なことなのです。

もともと、あの世にいた私達は一つの意識体(神様とも言いますが)でしたので、“自分以外の誰か”を認識することができませんでした。

ですが、そのことに飽きてしまった宇宙の意識体は、自分を認識できる自分以外の存在を作りだすことを思いつきました。

そして、どんどんいろいろな自分以外の自分を作り出していったのです。

これを分け御霊と言いますが、大元の意識体から小さく分割された意識が私達の魂と呼ばれるものなのです。

ですから、価値感が違うということは、退屈な一つの意識体から見ればとても刺激的でエキサイティングなことなのです。

そしてあなたが思うべきこととは、相手が幸せになることを願うことではなくて、相手もいろいろなテーマを持って生まれてきて、一生懸命学んでいるんだな、って思うことなのです。

 

自分の魂レベルを上げるとソウルメイトの魂レベルも上がる

 

自分も相手もこの世界で一所懸命それぞれのテーマを学んでいるんだって考えると、なんだか幸せを感じませんか?

実はこうしてあなたの魂レベルが上がると、あなたに連動してソウルメイトの魂レベルが高くなるのです。

ソウルメイトとは親子、配偶者、親友など、特にあなたと親しい関係にある人達を言いまして、実は魂レベルではほとんどあなたそのものなのです。

ネット(網)をイメージして頂ければわかると思いますが、ネットの真ん中を手でつかんで持ちあげると、その周辺のネットも持ちあがると思います。

あなたの魂レベルが上がると、あなたの周りにいるソウルメイトの魂レベルも連動して上がって行くのです。

ですから、人の幸せを願うことよりも、あなた自身の魂レベルを上げることのほうが、相手を幸せにするには効果があるのです。

このブログの最初のほうで定義したとおり、この世界で最も大切なことは、自分自身がどう生きるか、ということであり、それが全てといっても過言ではありません、ということなのです。

 

結論

 

それでは最後に結論を言いましょう。

「幸せになって欲しい人の幸せを願うと、その願いは叶うのか?」

 

人の人生にはそれぞれのテーマがあり、みんな一生懸命学んでいる。

その人が幸せになるかどうかは、その人の問題であり、誰かがコントロールすることはできない。

ただし、自分にできることとは、自分の魂レベルを上げることである。

自分の魂レベルが上がれば、ソウルメイトの魂レベルも上がる。

そうなれば、ソウルメイトは幸せになり易くなる可能性がある。

 

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