時間が過ぎるのを待つだけではつらい!
近所のお総菜屋さんに店員が4名ほどいました。
そのお総菜屋さんは駅ビルの中にあって、目の前が改札口なので人通りが激しいです。
私はたまたまそのお総菜屋さんのある店員に目がいったのですが、その店員は魂が抜けていると言うか、ある一点を見つめたままボーっとしていました。
その時、ふと思ったんです。
店員さんは自分の退社の時間が来るまで、ひたすら待つのが仕事なのだろうかと。
もちろん、お客さんが来れば品物を渡したり、お金を受け取ったり、お釣りを返したりするのですが、それって楽しいのかな?と思ったのです。
いや、きっとそれほど楽しくはないと思います。
なぜなら、その店員がとてもつまらなそうな顔をしていたからです。
「早く時間にならないかな~、あと2時間かあ、早く帰りたいな~」と言うような顔で仕事をしていました。
それはしょうがないと思います。
きっと、仕事はあんまり楽しくないんだと思います。
そのままだと何も変わらない!
しかし、つまらない仕事だからと言って、つまらない顔をして仕事をしていたら、新しい変化は起きないと思います。
「いや、仕事が楽しければ、こっちだって楽しい顔になるよ」と言われそうですが、考え方が逆なのです。
仕事が楽しければ、こっちも楽しくなると考えている人は、永遠に仕事が楽しくなることはないのです。
なぜなら、自動販売機の前で「ジュースが出てきたらお金を入れてあげる」と言っている人と同じだからです。
自動販売機の前で「ジュースが出てきたらお金を入れてあげる」と言っている人は、永遠にジュースを飲むことはできないのです。
先にお金を払うのが順番です。
ですから、「ジュースが出てきたらお金を入れてあげる」と言うのではなく「お金を入れるからジュースが出てくる」という順番にしなければならないのです。
つまり、「仕事が楽しければ、こっちだって楽しい顔になるよ」と言うのは逆であり、
「楽しい顔をして仕事をしよう。すると仕事が楽しくなるから」が正解なのです。
あの、お総菜屋さんの店員さんも、楽しそうに仕事をしていると、仕事が楽しくなっていくのです。
自分が変われば環境が変わる!
今、例えどんなに退屈な仕事をしていても、楽しい顔をして仕事をしていると、感じがいいと言うことで、もっとやりがいのある部署に異動になったりします。
何も変化が起きないと言うことは、あなたはそこがピッタリですよと言うことなのです。
退屈な職場がピッタリなのです。
なぜなら、退屈な職場に相応しい顔をしているからです。
ですから、環境を変えたかったら、自分を変える必要があるのです。
退屈な職場ではなく、やりがいに溢れた職場で働きたいのなら、先にやりがいに溢れた職場に相応しい人間になる必要があるのです。
環境は後からついてくるのです。
まずは自分がどんな人間になるのかを決めましょう。
職場で浮いている存在ならば、浮くのではなく誰からも好かれる人を目指しましょう。
どうしたら誰からも好かれる人になれるのか?
同じ職場で好かれている人の真似をしてみましょう。
徹底的に真似をすることで、どうして人に好かれるのか、その理由が分かってくるのです。
自分が変われば、後から環境は変わって行くのです。
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