いつの時代でも若者はこう言います。
「今がよければそれでいい!」
「今が楽しければそれでいい!」
確かに、私も昔の若い時はそう考えていました。
しかし、いろいろな成功哲学を研究していくうちに、さらに人生経年を積んでいくうちに、「今がよければそれでいい」というのは、すごく深い意味があるような気がしてきました。
ここでは、より深い意味での「今がよければそれでいい」と言うお話をしていきたいと思います。
今がよければそれでいいのか?
成功者は未来を考える!
ソフトバンクの孫社長は若い頃から明確な人生設計を立ててきました。
30代:軍資金を最低で1,000億円貯める
40代:ひと勝負する
50代:事業を完成させる
60代:事業を後継者に引き継ぐ
確かに事業で成功を収めている人は、若い頃から明確なビジョンを持っている人が多いかもしれません。
ですから、無計画に流されるままの人生ほどリスクが高いものはなく、いつでも自分で人生をコントロールできるようにしておかなければならないと思います。
そんなわけで、つい最近までは、「今がよければそれでいい!」という考えは、人生の洞察に欠けているのではないかと思っていたのです。
本当に今がよければそれでいいのか?
ところが、最近になって、いや、ちょっと待てよ、と思い始めました。
やはり、「今がよければそれでいい!」というのは正しいのではないかと。
ですが、それは若いときに考えていた「今がよければそれでいい!」とは背景が全く違います。
何が違うかというと、若い時はその考えのほうがなんとなくいいというような、あいまいな感覚だったのです。
ですが、今は、かなり鮮明にその理論が正しいと思えます。
その理由を説明します。
将来なんて実在しなかった!あるのは今という瞬間のみ!
それは、そもそも、過去も未来も実在しないからです。
実在するのは「今」です。
「今」以外は記憶の中にはあるかもしれませんが、触れることもできません。
過去は実在しません。
過去はそれを記憶から思い出している「今」にしかありません。
逆に「今」がなければ過去を思い起こすことすらできないのです。
未来も一緒です。
「今」という瞬間に未来のことを思い考えているのです。
もし、「今」がなければ、未来を思い考えることはできません。
例えば、あなたが今を失ったとき、つまり死んでしまったら、未来を考えることはできませんよね。
そうなると、「今がよければそれでいい!」というのは、とても真理を突いていたのです。
人生とは、「今」を蓄積していくことに他ならないのです。
「今」という瞬間に未来に備える!
もちろん、未来の計画はあったほうがいいでしょう。
冬が来ると分かっているなら、冬が来る前に冬の準備はしたほうがいいです。
ですが、冬の準備をしている今が秋ならば、今と言う秋を楽しんで過ごすことも大切なのです。
あなたの夢がまだ叶っていなくても、その過程にある今を楽しむことが大切なのだと思います。
今がよければそれでいいと言う本当の意味!
将来が不安だという人は、その不安な将来が現実になることはありません。
あるのは、「今」という瞬間だけなのです。
つまり、今という瞬間が幸せであれば、不安というものはただの幻でしかないのです。
幻に怯えるなんておかしな話ですよね。
将来は不安を抱くのではなく、期待をしたりワクワクしたり理想を追求したりしたほうがいいと思います。
「自分の人生は最高の人生だ」と決めた瞬間、本当にその人の人生は最高の人生になっていくのです。
将来に不安を感じることなどまったく時間の無駄ですので、楽しいことを沢山考えて、今この瞬間に最良の計画を建ててください。
まとめ
「今がよければそれでいい」と言う考え方は、ある意味正しいと思います。
それは、現実的には、今という瞬間しか存在しないからです。
未来のことばかり夢に見て、今という瞬間をぼーっと生きてはいけないのです。
今、この瞬間を全身全霊で生きてこそ、人生の集大成は成功だったと言えるのです。
こんにちは。
今日は、色々と先の不安で、どう頑張ってみてもテンションが上がらない時に、タイミング良くこの記事を読みました(最近忙しくて、まとめ読みでためてました、スミマセン)
過去も未来も、今が無いと存在できないって、ほんとにその通りですね。
以前のチャックの噛み合っている一箇所の話しに少し近いですね。
今日は体調がイマイチなせいもあって、なかなか浮上出来ない感じです少し気分が楽になりました。
私はまだまだ修行ですね。