今の時代、将来が不安だと言う人がとても多いと思います。
逆に、将来が不安ではない人はほとんどいないのではないでしょうか?
しかし、将来のことが全て分からなくても、人はちゃんと生きて行けるようになっています。
将来のこと全ては分かる必要はなく、目先のことが分かっていれば将来を生き抜いて行けるのです。
それは、夜間の車を見れば良く分かります。
夜、飛行機が着陸態勢に入って、陸地が近づいてくると、走っている車のライトが見えてきます。
暗闇の中、車のライトだけが光っていて、それ以外は何も見えません。
そう、真っ暗な暗闇で何も見えなくても、車の運転手には、自分が進む方向の前方50mくらいはライトを点灯しているから見えているのです。
周りがどんなに真っ暗闇だとしても、たった50m先までが見えていれば、どんなに遠くても目的地まで行くことができるのです。
「目的地まで全てが見えていないと発進したくない!」と言っている人は、いつまで経っても発進することはできないのです。
先のことは分からないから幸せ!
人間は、先のことが分からないからこそ幸せになれるのです。
先のことが分かってしまったら、生きる希望を無くしてしまう人もいるかもしれません。
ただ、一つだけ先のことで分かっていることは、私達人間は、将来のいつの日か、確実にこの肉体から抜け出し、生まれる前にいた世界に帰らなければならないということです。
体から抜け出してあの世に帰る私達の正体は、魂であり、私達の心なのです。
これは例外がありません。
どんなに偉くても、どんなにお金持ちでも、どんなにすごい人でも、死んだら全てをこの世に残したまま、魂と言う心だけがあの世に帰るのです。
ちなみに、魂と言う心がどんな姿をしているのかと言いますと、よくお墓で火の玉を見たと言う証言が多いのですが、それはちょっと違っています。
私達の肉眼には火の玉のように見えるのかもしれませんが、死んだ人から見える魂とは、今生きている姿のまんまなのです。
つまり手足があって服も着ているのです。
その姿があまりにも今生きている姿と同じなので、死んだことに気が付かない人がとても多いのです。
死んでいるのに、天国からお迎えが来ても「俺は死んでいない。こうして体があるじゃないか!」と拒む人が多いのです。
それくらい、魂の自分とはリアルに見えるのです。
将来何が起こるかではなくどう生きるかが大切!
この先どんなことが起きるのかは誰にも分かりません。
しかし、この先どうやって生きればいいのかは分かり切っています。
この先どうやって生きればいいのか、あなたは知っていますでしょうか?
「経済的自由を手に入れて、自由気ままに生きる」
「一所懸命努力をして、夢を実現して生きる」
「なるべく平凡に、事を荒立てずに生きる」
最近では夢を実現するための本や、上手に生きるための本が沢山出ていますが、全てのことに言えることは、自分の夢を実現するために生きることを目的にしてはいけないと言うことです。
なぜなら、その先にどんな結果を望むのかと言う視点が足らないからです。
自分の夢を実現するその目的とは、「世のため人のため」という目的がなければならないのです。
この目的から外れてしまった場合、たとえどんなに夢を実現したところで、その人生はあの世では「不合格」となってしまうのです。
なぜなら、人生の目的とは「世のため人のため」でなければならないからです。
このポイントさえ抑えておければ、どんな人生になろうとも、あの世では「合格」がもらえるのです。
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