
いよいよ社会人生活がスタートした人達がいます。
夢と希望と、それと同じくらい大きな不安を抱いて、社会人デビューした若者達。
まず始めにやるべきことは、一人前になるまで育ててくれた親や、周りの人たちに感謝することだと思います!
今までは、誰かに養ってもらっていたのが、これからは自分が自分を養うようになるのですね。
そして、将来的には結婚して、家族を養っていくようになる。
今まで、お世話になった分、世の中に貢献して恩返しをしていく役になったのです。
働くと、お給料が貰えるのですが、そこで一番大切なのは“納税”の義務です。
税金を払うことで、日本という国が成り立っているのです。
誰も税金払わなかったら、大変住みにくい国になってしまうのです。
道路はガタガタ、修理するには周辺住民から募金を募らなければならなくなるし、高速道路なんて夢のまた夢、税金じゃなくて個人のお金をかき集めてつくったら、首都高は通行料金1万円とかになるかもしれません。
自分が稼いだお金を税金でとられてしまうのはちょっとイヤなのですが、よくよく考えてみると、税金のおかげでこの国はとても住みやすくなっているので、いろいろな設備の使用料と考えて、気持ちよく払ったほうがいいかもしれません。
仕事がデキる人になるためには?
さて、新しい会社に入って、これから仕事を覚えていくわけですが、どうせ仕事するならデキル人間になりたいとは思いませんか?
否が応でも仕事がデキル人とデキない人に分かれていくのですが、デキル人になると、どんどん仕事が楽しくなっていくものなのです。
じゃあ、どうしたらデキル人間になれるのか?って話なのです。
これは期待を裏切るくらい簡単な話なのです。
それは、誰よりも多くの仕事をこなすことなのです。
新入社員で入ってから、だいたい10年は、仕事の基本を学ぶ時期なのです。
この10年間に、多くの仕事をこなすことは、基礎を固めることなのです。
軟弱な基礎の上には、たいした建物は建てられませんが、強靭な基礎の上なら、ランドマークタワーだって建てられるかもしれません。
この基礎を固める作業をおろそかにすると、後がきつくなります。
たまに、いかに仕事をサボろうかと頭を使う人がいるのですが、上司や先輩はアホではありません。
そんな態度は瞬時に見抜かれますので、絶対にやめたほうがいいと思います。
そして、10年間、我武者羅に仕事をしていると、なぜか目立ってしまうようになるのです。
そして、あちこちで名前が挙がってくるようになります。
だいたい10年後に、デキル人間はあいつで、デキない人間はアイツだという評判が固定化されてくるのです。
ここで、名前が挙がればしめたものなのです。
ちょっと失敗しても、デキル人というブランドが勝手にカバーしてくるので、よほどのことが無い限り、いつも有利になるのです。
逆に、デキない人の称号が与えられてしまうと、もう挽回するのは至難の業です。
ですから、今からが勝負なのです。
スタートラインで優劣があってもまったく関係ありません。
10年という歳月は、とんでもなく長いのです。
毎日コツコツ努力していれば、英語はベラベラにしゃべれるし、ほとんどの資格は取れちゃうし、だいたいなんでもできちゃうくらいの時間なのです。
そして、本屋に行ってビジネス関連の本を読み漁ることです。
1000冊くらい読むと、仕事のコツとかパターンというのが分かります。
1年で100冊読めば、10年で1000冊です。
だいたい、こんなに本を読む人は、同期にいないと思うのです。
でも、それくらいビジネスに関する知識が豊富になるので、仕事ができて当たり前になっちゃうのです。
気合を入れると後から評価が付いてくる!
会社の先輩方は仕事の達人ですので、新入社員がどれくらいの意識を持って仕事をやっているのかは一発で分かります。
しかし、新入社員は仕事ができる人よりも情熱がある人のほうがウケはいいと思います。
新入社員のうちから仕事がデキすぎると、初々しさがなくて可愛げもありません。
これだと先輩からは可愛がってもらえないでしょう。
それよりも仕事はイマイチだけど、空回りするほどの情熱を持っていたり、やる気だけは人2倍みたいな、そんなタイプが可愛がられます。
今時の若者はメンタルがとても弱いので、おとなしい真面目君よりもちょっと元気がいいやんちゃ君のほうが求められているわけです。
そして、メンタルを強くするためには、いかにストレスをかけるかにかかっています。
昔、ドラゴンボールと言うアニメがあって、スーパーサイヤ人という最強のヒーローが出てくるのですが、スーパーサイヤ人になるためには、死ぬギリギリの直前までダメージを受けなければならないのです。
筋トレでもそうなのですが、限界を超えたところから筋肉は成長していくのです。
ですから、自分の限界ギリギリまでストレスをかけると、メンタルはどんどん強くなっていきます。
しかし、一歩間違えると取り返しのつかないことにもなり兼ねませんので、そこは自分で限界を見極めてください。
少なくとも、同期と歩調を合わせていたら落ちこぼれ組になるのは間違いありませんので、仲良しクラブは卒業して、同期でトップになれるよう精進してください。
コメントを残す