
メジャーリーグで大記録を叩き出すイチロー選手。
ラグビーをメジャーなスポーツにした五郎丸選手。
スケート界で天使の如く輝き続けた浅田真央選手。
誰もが羨むその天才的な才能。
自分にも、生まれつきそんな才能があったら人生変わっていたかもしれないと、誰もが考えたことがあると思います。
ですが、人生とは面白いものです。
実は、才能があればあるほど、とある才能が失われていくという現象が起きるのです。
逆に才能がなければないほど、人生がうまくいくという現象が起きるのです。
一体どういうことでしょうか?
才能がないと人生は成功できないのか?
それは、才能があればあるほど、自分よりも技術が低い人のことを誉められなくなるのです。
例えば、あなたが努力して英検2級を取得したとします。
すると、先輩が英検3級を取得したと言ったら、「すごいですね!」って言えますか?
多分言えないと思うのです。
逆に英検3級取得したことを聞いて「すごいですね!」と心から誉められるのはどんな人でしょうか?
それは、英検の級を持っていなくて、英語が全くできない人です。
中にはひがみ根性で、自分が英語を話せないから3級とった人に対して因縁吹っかける人もいるかもしれませんが、これは論外です。
才能がない人に与えられている最強の才能とは?
実は、イチロー選手とか五郎丸選手とか浅田真央選手のような天才的才能よりも、さらに上級な才能があるのです。
それは、“人を誉める”という才能です。
ほとんどの人は、自分が誰かに誉められたくて一所懸命何かを努力したりします。
ところが、誰かを誉めることを一所懸命やる人は、なかなかいないものなのです。
それで、神様があなたに際立った才能を与えなかったのは、最上級の才能に気がついて欲しいからなのです。
何の才能も何のとりえもない人は、周りの人がすごい人だらけに見えるはずです。
英語の達人、仕事の達人、話の達人、プレゼンの達人、見る人見る人が自分よりも優れているように感じます。
このとき、心から“すごいですね!”と言えるかどうかで、あなたの人生は天と地ほどの開きができてしまうのです。
才能がなくても人生で成功することはできる
神様があなたに望んだことは、“人を誉める”ことです。
ですから、心から、“すごいですね!”と相手を誉めることができれば、あなたは、才能がある人よりもすごい人生を歩めるのです。
なぜなら、神様は、“人を誉める”という才能こそ、宇宙最強の才能と位置づけているからです。
野球ができるとか、スケートができるとか、そういった才能もすごいのですが、“人を誉める”という才能のほうが上なのです。
中途半端に才能を持ってしまうと、自分が一番でありたいがゆえ、人を誉めるということがとても難しくなってしまいます。
しかし、人を誉めないと、神様は応援してくれなくなるのです。
ですから、才能がないという人は、人を誉めやすいので、心から人を誉めまくることです。
そうすることで、才能のある人があなたの周りに集まって、あなたは才能がある人たちよりも素晴らしい人生を歩むことができるのです。
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