お金が無い人は、人にお金を与えることができないと嘆いています。
しかし、人にお金を与えることだけが愛情なのではありません。
例えば、ある男性に好きな女性がいたとします。
しかし、その男性はあまりお金を持っていないので、好きな人に高価なプレゼントを贈ることができません。
そのことで悩み苦しんでいたとします。
しかし、お金がないから高価なプレゼントができないと言うのは間違いなのです。
人は、プレゼントが高価になるほど喜ぶというものではありません。
人が一番喜ぶものとは、自分がもらって一番うれしいものなのです。
あなたがもらって嬉しいものとは?
例えば、この男性が好きな女性から高価なネクタイをもらったとします。
それはそれで嬉しいと思いますが、では、その好きな女性から、心のこもった、その男性を想うことを綴った手書きの手紙をもらったらどうでしょうか?
その手紙は、高価なネクタイをもらうよりも嬉しくはありませんか?
この女性がその男性にプレゼントしてくれたものは、お金ではなく時間なのです。
ネクタイを買うよりも、手紙を書くこと、何を書こうか考えること、想いを馳せること、そうした時間が手紙には詰まっているのです。
ですから、その手紙にはその女性の愛情が宿っていて、何度読んでも心が温かくなるのです。
つまり、人に与えられるものは沢山ありますが、自分の時間を相手にプレゼントすると相手はとても喜んでくれるのです。
ならば、お金が無い男性は高価なプレゼントをあげるよりも、その女性のために何ができるかを考え、それをやってあげたほうが相手の女性は喜ぶ可能性が高いのです。
例えば、心のこもった手紙を書くとか、相手の喜ぶことを考えて考えて、相手が楽しめるデートプランを考えてデートに誘うとか、自分の時間を相手の女性のために使うことで、それが相手に伝わると相手は喜んでくれるのです。
ただし、見返りを求めてはいけません。
これだけのことをやってあげたんだから、これくらいのことをやって欲しいと思ってはダメなのです。
なんの見返りも求めず、相手の喜ぶことだけを考えて与え続けることが大切なのです。
愛とは与える行為である!
愛に見返りを求めたら、もうそれは愛ではありません。
愛とは一方通行なのです。
自分から相手に与えるものだけが愛なのです。
自分にも愛を与えてほしいと思ったら、与えた愛はもう愛ではないのです。
愛を与えることにお金はかかりません。
与えて与えて自分の何もかもがなくなってしまうくらいに与えまくると何が起こるか、それはその与えて何もなくなった場所に、宇宙から大きな愛が入ってくるのです。
これが宇宙の仕組みなのです。
ですから、愛を与えないと、宇宙から愛が入ってこないのです。
かと言って、宇宙の愛が欲しいから愛を与えると言うことになってしまうと、それは見返りを求めることになってしまいますので、宇宙から愛は入ってこないのです。
ここが難しいところですが、見返りを求めずに愛を与えて与えて与えまくると、そこに宇宙の愛が入ってくるのです。
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