ナポレオンヒルの成功哲学！成功する前から行動を開始してやり続ける！

ろくに成功もしていないのに成功ブログを書いている人がいたりします。

それは私です。

「あんたいろいろ書いているけど実際に成功したのですか？」

って聞かれたら私はどうすると思いますか？

実はこのことについて答えが見つかるまでは、私はずっと葛藤していたのです。

ですが答えはちゃんと見つかりました。

ですから、もし世の中に何かためになる情報を発信したいと考えている人がいたら、今はまだ成功していなくてもブログとかを書いた方がいいと思います。

完璧にできる前にやり始めることが大切！

では、なぜ私がたいして成功もしていないのに、成功ブログを書いているのかって話に戻します。

それは、「別に実際に成功はしていなくても成功ブログを書いていいよ」と偉大な人が教えてくれたからです。

あなたは自己啓発の分野で世界的に有名な“ナポレオン・ヒル博士”という方をご存知でしょうか？

この人は“思考は現実化する”という世界で最も影響力のある自己啓発本を書いた人なのです。

おそらく、今の日本で起業した人で、この本を知らない人はいないんじゃないかと思うくらい読まれている自己啓発本なのです。

成功哲学の神様にはどんな実績があるのか？

それで、このナポレオン・ヒル博士は、どこかの大企業の社長さんだったに違いないと思うかもしれませんが、実は会社経営なんてしたことないのです。

会社経営したことない人が世界でも最も偉大な自己啓発本を書いてしまったということなのですね。

どうしてこんなことになってしまったんでしょうか？

それは意外にも、会社の経営者は、ナポレオン・ヒル博士がやったことを誰一人やらなかったからなのです。

会社経営者がやらなくてナポレオン・ヒル博士がやったことが、世界一のベストセラーを作ったというなんとも皮肉な結果になっているのですが、ナポレオン・ヒル博士は一体何をしたというのでしょうか？

それではまず、会社経営者が何をしているかを考えてみましょう。

会社経営者がやることとは、“会社を経営すること”なのです。

当たり前ですよね。

次にナポレオン・ヒル博士がやったのは、会社経営ではなく何人もの会社経営者に話を聞いて、会社経営のコツを調べ、それを誰にでも分かるように整理して発表したのです。

この違いが分かるでしょうか？

つまりナポレオン・ヒル博士は、自分で会社経営をしていなくとも、経営者の話を沢山聞いて、それを整理して成功法則を導き、世に放ったということです。

こんなことは会社経営者にはできるはずがありません。

なぜなら会社経営者の仕事は会社を経営することだからです。

実績と情報の価値は必ずしも比例しない！

良書を選ぶコツとして、著者の実績を見て、実際にその人が何をやった人なのかが大切だという話があります。

例えば、会社の経営の本だったら、コンサルタントではなく会社の経営者が書いた本のほうがいいと言うことです。

ですが、私はこれは一長一短ではないかと思います。

確かに会社の経営者は実際に会社を経営しているので、経営のノウハウをそれなりに持っていると思いますし、実践で成果が証明されたというメリットはあると思います。

ですが、その経営者は自分の経験だけしかモノサシがないと言うデメリットがあるのです。

経営コンサルタントは自分で会社を経営しているわけではないかもしれませんが、数千という膨大な経営データを持っているので、それらのデータを分析して最適な答えを導きだすことができるのです。

ですから、実績がある人の著書が必ずしも良書であるとは言いきれないと私は思っていますし、「思考は現実化する」を書いた「ナポレオン・ヒル博士」を初め、実績が全くなくても素晴らしい情報を発信することは可能なのです。

だいたいにして、宇宙船を作っている人はみんな宇宙に行ったことがあるんでしょうか？

あるわけないのです。

宇宙飛行士と宇宙船を作る技術者は全く別人です。

ただ技術者達は、宇宙飛行士の話を聞いて、それを整理して、安全で信頼性の高い宇宙船を製造しているのです。

ですから誰かに「あんた成功したんかい？」って私が言われたら「成功してないですよ」って答えます。

ただ私は人生で成功を収めた多くの方々の素晴らしい本を読んで、そこから自分なりの軸をつくってこのブログで紹介しているのです。

それこそ千冊はゆうに超えるであろう、多岐にわたる本を読んで分析して、理論を整理して紹介しているので、自分の経験だけで物事を語る人よりは、はるかに奥行きがあり信頼性が高い内容のブログを書いているものと自負しています。

ということで、結果が出てからとか、成功してからとか、そんなことに拘らずに、自分が世の中に発信したい情報があるのなら、どんどん紹介していったほうがいいと思います。

今という時代はそれが許されている時代であり、それが必要な時代でもあるのです。