
宮迫博之さんは加害者か被害者か?
振り込み詐欺グループの忘年会に複数のお笑い芸人が余興に参加したとされる「闇営業」問題ですが、この余興に参加した「雨上がり決死隊」の宮迫博之さんがツイッターでコメントを投稿したそうです。
そしたら、賛否の反響があったと言うことなのですが、このコメントを読んでいて「なるほどなあ」と思ったのでブログにアップさせていただきました。
この忘年会の余興については、呼ばれたお笑い芸人たちは当然ながらこのグループが振り込め詐欺のグループだなんて知る由もありません。
しかも5年前の話と言うことで、こんな時自分ならなんて答えるのだろうと考えてみました。
そして、この賛否のコメントを読んでいて思ったことは、例え何を言っても賛否の意見が出ると言うことです。
なぜなら、人それぞれ価値感が違うわけですから、全員が賛成とか、全員が反対とか、そんなことはあり得ないのです。
どんなこと言っても賛否が出る理由!
「ここにカレーがあります。」
となった時、カレーが「好き」な人と「嫌い」な人が必ずいるのと同じです。
目の前にカレーがあって、日本人全員がカレーを「好き」って言うことなど考えられません。
つまり、「いろんな意見があるのは当たり前」と言うのがこのことから分かります。
では、自分なら何てコメントするだろうかって考えた時、だいたい宮迫さんがコメントした通りになるんだろうなと思いました。
批判的なコメントとして、
「この文章を読んで、疑いがはれるというより、とにかく自分を守りたい一心なんだと感じました。記憶が曖昧といいつつ、入江が…という言葉を出して自分は頼まれただけで悪くないと言いたいばかりなんだと感じました。人間性が出ますね。それまで入江さんと仲良かったはずでしょうに…がっかりしました」ということがwebに載っていましたが、そう思われたとしても、それが事実ならばそう言うしかないと思います。
情報化社会とは、こうした問題が本当に難しいと思いますが、私個人的には、「5年前のことなんてほとんど覚えていない」「余興のグループが詐欺グループだなんて夢にも思わない」かなと思います。
楽しく真面目に生きる!
人生の勝ち組とはいったいどんな人なのでしょうか?
テレビの中の華やかな人達を見ていると、自分もいつかああなりたいなあ、なんて思ってしまう人も多いかと思いますが、最近はどうもそう簡単ではないなとも思います。
お笑い芸人の闇営業問題で、今までテレビ番組のレギュラーだった人達が次々と消えていってます。
そもそも、「闇営業」と言うモノがどこまで罪になるのか分かりませんが、世間はそういった反社会的なことに対してはかなり厳しいと言うことです。
今の時代は情報化社会と言うことですが、いいニュースよりも悪いニュースのほうが圧倒的に速く広まっていきますので、これからの時代は本当に正直に生きて行かないと、人生を棒にふる可能性だってあります。
ですから、特に顔を売ってビジネスをしている人達にとってみれば、誠実さこそが一番の武器になる時代です。
これからの時代、有名人は本当に成功し続けることが難しくなってくると思います。
逆を言うと、ぜんぜん有名ではない普通の人達は、有名人に比べたらちょっとは生きやすいのかもしれません。
もちろん、普通の人も誠実に生きなければなりませんが、普通の人の不祥事は有名人ほど騒がれませんので、徹底的に叩きのめされると言うことはないかもしれません。
人生の勝ち組とは?
有名人になってもお金持ちになっても、それが必ずしも人生の勝ち組になるとは限りません。
かと言って、人生のどん底で何をやっても上手くいかないと言う人が勝ち組とも言えません。
その昔、貴族で好き放題の暮らしをしていた青年が、贅沢な暮らしに飽きてしまい、出家をして悟りのための修行の道を選びました。
しかし、その青年は苦行の修行の中にも安らぎはないことを悟りました。
そして、人の幸せとは贅沢の中にあるわけでもなく、苦しみの中にあるわけでもなく、中道(平凡)の中にあることを悟ったのです。
つまり、人生で本当に勝ち組になれるのは、実は普通の人であると言うことをその青年は悟ったのです。
その青年の名は「ゴータマ・シッダールタ」と言い、日本では「釈尊」とか「お釈迦様」とか言われています。
釈尊は、インドの釈迦族と言う貴族の御曹司だったのですが、毎日優雅で贅沢な暮らしにも人の幸せはないことを知ったのです。
そして、6年間の苦行をして、苦しみの中にも人の幸せはないことを知りました。
そして、中道にこそ人の幸せがあることを悟り、その教えを説いて行ったのです。
それが、2500年もの間、世界中で語り継がれてきているのです。
釈尊の教えは宇宙の真理!
人生で成功したという人達は、「夢を実現しろ」とか「経済的自由を手に入れろ」とか、とにかく人よりも上に行くことが成功だと信じていますが、釈尊はそれは違うと言っています。
釈尊は人の幸せとは、日々の暮らしを真面目にコツコツと生きて行くことであると言っているのです。
つまり、「日々の暮らしを真面目にコツコツと生きて行くこと」が成功であるはずがないと思っている人は、その考え方が間違っていると釈尊は言っているのです。
釈尊の教えは宇宙の真理です。
宇宙の真理が間違っていて、個人的な価値感が正解であると言うことはあり得ません。
この宇宙は、真理と言う絶対的な基準によって全てが成り立っているのです。
ですから、宇宙の真理とは絶対不変であり、全ての人達に同じように適応される法則なのです。
「日々の暮らしを真面目にコツコツと生きて行く」と、その人生は人生の修行としては素晴らしい成功を勝ち取ることができます。
そして、そんな人生を歩んだ人は、死んだ後、この世では見たことが無いような美しい天国に帰ることができるのです。
人生の勝ち組か負け組かは、死んだ後の世界によって明らかになるのです。
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