
あなたは、「死神(しにがみ)」という神様がいることを知っていますか?
斧を持った恐ろしい姿をしているのは死神ではありません。
ここで言っておきますが、人を不幸に導くのは死神ではなく、悪霊です。
悪霊と死神は正反対です。
悪霊は人を不幸のどん底に引きずりこみ、最悪の場合死を招くこともありますが、死神は死というものによって、より生き生きと人生を輝かせてくれるありがたい神様なのです。
あなたはいつ死ぬか分かりません!
例えば、あなたは今、どれほど全力で生きていますか?
「いつも全力で生きてます!」と答えられたとしても、本当でしょうか?
そこで、死神があなたにこう質問します。
「あなたの命が明日で終わるとしても、今全力で生きていると言えますか?」
多分、ほとんどの人が明日までの命だと言われたら、今より500%くらい全力で生きると思うのです。
自分では、全力で生きていると思っていても、死に直面した時の全力さとはほど遠いと思うのです。
でも、常に今死んでも後悔しないような生き方をしなければならないと思うのです。
時々、死神はそんなことを教えてくれるのです。
死に直面したとき、自分の人生を振り返って、本当に全力で生きただろうか?人を愛しただろうか?世の中の役にたてたろうか?そんなことを考え、後悔だらけだったら、悲しいですよね。
今日が最後の日だとしたら、いまだかつてない勇気で立ち向かうことだってできると思うのです。
もし今日が最後の日だとしたら、喧嘩別れした人に、ごめんねって言えるかもしれません。
許せなかった人を、許せるかもしれません。
好きだった人に、好きだと言えるかもしれません。
でも死神は優しいので、人が本当に崖っぷちに立たされた時じゃなくても、死を思うだけで、もっともっと全力で生きようと勇気を与えてくれるのです。
一日を全力で生きたほうがいい!
この世界で生きている経験というのは、とんでもなく価値のあることです。
やりたいことを全部やれる時間はないかもしれません。
ですから、時間を無駄にせず、一番やりたいことからやっていったほうがいいのです。
やりたいことが100個あったら、リストを作って順位付けをしてみてください。
そして、一位のやりたいことをやるために、2位以下99個のやりたいことを捨てましょう。
なぜなら、1位は難しそうだからといって、せめて2位でだけでもやっておこうとなって、2位ができたとしても、1位ができていないんで不満が残るのです。
例えば、一番欲しい時計がロレックスで、2位がオメガだったとします。
予算的にも2位のオメガなら買えそうなので、オメガを買ったとします。
多分それなりにうれしいでしょうが、心の中では、常に、ロレックスを求めることになり、不満が残ります。
それで、突然死んでしまったら、ロレックス付けれなかったことを後悔しませんか?
逆に、借金してでもローン組んででも、一番欲しいロレックスを手に入れて、大満足して突然死んでしまっても、2位のオメガのことを不満に思うことはありませんよね?
このように死神は、本当にその選択でいいのか?ということを改めさせてくれるのです。
どうしてもあれがやりたい。
でも、周りの人に怒られてしまうかもしれない。
だからやめておこうかな。
それはそれでいいです。
でも、明日が最後の日となっても、後悔しませんかね?
人はいつ死ぬか分からないので、絶対にチャレンジしたほうがいいのです。
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