
人間とは、感情の動物と言われています。
ついついカッとなってしまうこともたまにはあると思います。
ですが、感情的になってしまうことは、大きなリスクを伴います。
極力、感情をコントロールできるように日々訓練しておいたほうがいいかもしれません。
感情的になると損をする
大人になるとお酒を飲む機会が多くなってきますが、時に、アルコールは人生を狂わせることもあります。
過去には有名なサッカー選手が酔った勢いでタクシーの運転手に暴行してしまったというニュースがありましたが、他人事ではないと思います。
また、泥酔してホステスにお金を取られるという事件も起きています。
酒を飲むのはいいんですが、自分がどれくらいでやばくなるのか、自己制御する必要があります。
もし、自分の制御がきかなくなるなら、ウーロン茶とか、コーラを飲んだほうがいいです。
費用対効果を考えれば、アルコール飲まないことを断わってみんなのヒンシュク買ったほうが安上がりかもしれません。
後先を考えないと取り返しがつかないことにも!
あと、たまに電車に乗ってて“車両点検”で電車が遅れることがあります。
“車両点検”ってなんかトラぶったんですか?って思うんですけど、あれって実は“痴漢行為”が発覚して、対応していることが多いらしいんです。
私も朝の通勤電車で、痴漢を目撃したことがあります。
超混雑している車内なので、シラを切られたらアウトだと思ったので、そのあと警察にしっかりと通報しました。
毎朝何時の電車で何号車の何番目の扉のあたりに乗っているこれこれこんな特徴の男をマークしてくださいと。
女性にとってはこの上ない恐怖だと思いますが、一時の欲望を抑えられずに痴漢行為をして、それで人生棒に振る人も結構いるんです。
費用対効果を考えれば、その行為がどれほど愚行であるか、計算すれば分かりますよね。
あとは、肩がぶつかっただのどうのこうののトラブルもあります。
そこで、カッとなってケンカを買ってしまっても、どれくらいの利益があるかなんです。
ケンカしてケガしたら最悪ですし、勝ったとしても、相手が怪我して自分が会社クビになったら、なんかいいことありましたか?って言われますよね、きっと。
宮本武蔵が剣術の達人になれた理由とは?
昔、宮本武蔵という剣術の達人がいました。
もはや、誰も勝てないというくらい強いんです。
でも、武蔵はむやみやたらに争いはしません。
そんな武蔵の逸話があります。
ある町の通りに、有名な暴れ馬がいました。
武蔵は自分の弟子二人に、そこを通る時、どうするか尋ねました。
一人は、剣術に自信があるので、自分は馬をよける必要などないと言いました。
馬が暴れたら切り捨てるだけのことと豪語します。
一方の一人は、無駄な争いはご免ということで、違う通りを行くと言いました。
武蔵は、無駄な争いを回避するといった弟子のほうを高く評価しました。
達人は知っているんです。
小物ほど、むやみにケンカを売りたがることを。
達人は、極力争いを回避するんです。
小物にはこの哲学が分からないんですね。
達人は、常に費用対効果で考えているんです。
無用な争いに、なんのメリットもないことを。
これは、“孫子の兵法”でも全く同じことが言われています。
武蔵は決して弱いのではなく、先の先まで計算して、そこから得られるメリットがなければ回避したほうがよいということを知っていたんです。
費用対効果で考えることをクセ付ければ、それはあなたの強力な武器になることでしょう。
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