
なぜ人は、相手が笑顔だと嬉しい気持ちになってしまうんでしょうか?
実は、これにはとても深い意味があったのです。
普通の人、まともな人は、自分がいい人でありたいと誰もが思っているのです。
ですから、自分が悪者になるのがとてもいやなのですね。
何かトラブルが発生すると、とにかく自分は悪くないんだと、責任をどこかに転嫁したくてたまらないのが私たち人間なのです。
笑顔になるだけで好感度が上がる!
なぜ、相手の人が笑顔だと、自分もうれしい気持ちになって笑顔になってしまうんでしょうかね。
それは、電気的に言うと、“電位差”が原因なのです。
電位差とはつまり電圧のことなのですが、プラスとマイナスの2本の電線の電位差が100Vだったとしたら、プラスの電線とマイナスの電線の間に銅線を接続すると、すごい電流が流れますよね。
雷ってどうなっているか知ってますか?
大地の電位は0ボルトなのです。
そして、積乱雲という雷雲がやってくると、大地と雷雲の電位差はなんと100万ボルト以上にもなっているのです。
さらに、空気は絶縁体なのですが、大地と雷雲間にあまりにも高電圧がかかりすぎると、空気が絶縁崩壊してしまい、雷が落ちるのです。
これが、科学的な法則なのですが、ものすごい圧力がかかると、そこには中和する方向に力が働くのです。
それで、あなたが心配しているのは、笑顔と電位に何の関係があるかって話ですよね?
まさにこの電気的な現象が、笑顔の現象にもかかわっているのです!
圧力を中和する自然の法則を利用する!
たとえば、あなたの笑顔が100万ボルトだったとします。
100万ボルトの笑顔で、不愛想な男性に「こんにちは^^」って言ったとき、不愛想な男性とあなたの笑顔の電位差は100万ボルトになっているのです。
すると、この不愛想な男性にはあなたの100万ボルトの笑顔しか見えませんので、あなたの笑顔が0ボルトの基準になってしまい、この男性は不愛想なんでマイナス100万ボルトということになってしまうのです。
この時、この男性の心理としては、とてつもなく自分が悪い奴になってしまっているのです。
相手の人はこんなに笑顔なのに、自分はとても不愛想だなんて、どうしても許せないのです。
そこで、この100万ボルトの電位差をなくすためには、あなたが笑顔をやめるか、男性が100万ボルトの笑顔になるかしかないのです。
それで、この男性があなたの100万ボルトの笑顔をやめさせることは難しいのです。
なぜなら、コントロールてきるのは自分だけだからです。
そこで、この男性は瞬時に100万ボルトの笑顔になって、あなたとの電位差を中和することができ、自分が悪者じゃなくなるのです。
ですから、相手が不愛想だったら、自ら100万ボルトの笑顔で接すれば、たちまち相手は100万ボルトの笑顔になるという、科学的な法則が成り立つのです。
そもそも、100万ボルトの笑顔というのが良く分からないのですが(笑)、そんなイメージでバリバリ感電しちゃうくらいの笑顔で行きましょう。
いつも笑顔の人はモテる!
大きな会社の受付嬢はいつも笑顔でいてくれています。
当然訓練しているからこそできるワザなんだと思いますが、それが分かっていてもこちら側としては実に気分がいいものです。
それとは対照的に、私の職場の女子社員はびっくりするくらい笑顔がありません(笑)。
1日のほとんどの時間を、ムスーっとした顔で過ごしています。
正直、見ていて腹が立ちます。
それってものすごく損していると思うのです。
笑顔でいるかムスッとしているかの違いですよ。
それだけで好感度は天と地ほどの差がついてしまいます。
そしてたまにですが、違うフロアの女性社員がいい笑顔でやってきます。
とても好感度が高いです。
「今度ランチに誘ってみようか」という声が男性陣から聞こえてきます。
違いは笑顔でいるかムスッとしているかということだけです。
楽しくなくても笑顔でいる、これが誰からもモテるテクニックだ思います!
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