貧困層から抜け出す必需品は「衣食住」
貧乏人が貧困層から抜け出すために必要な3原則が「衣類」「食料」「住居」つまり「衣食住」です。
「衣類」がないと外に出かけられませんのでこれは確実に必要ですが、最低限あれば大丈夫です。
「食料」がないと餓死してしまいますので、これは必須です。
「住居」がないと雨露がしのげませんし、夜は眠れませんので必須です。
実は、世界的に見ると、「衣食住」が満足に与えられていない人達がかなりの数いるのです。
発展途上国の人達は、衣食住が与えられず苦しい生活を強いられている人も多いのです。
今の日本では、よほどのことがない限り「衣食住」に困ることはありません。
「衣食住」があることは当たり前なことでは無くて、それはかなり恵まれている状況だと言うことです。
大きな地震が来ると、突然に「衣食住」を失うことになり、「衣食住」がどれほどありがたいものだったか誰もが学ぶと思います。
しかし、日々の生活の中では、「衣食住」のありがたみに気が付ける人は少ないのです。
目指すべきお金持ちではなく普通の人
お金持ちになって高級マンションに住んだり、海外からインテリアを取り寄せたり、豪華な暮らしをしたいと思う人達が多いのですが、「衣食住」があって普通に生活できるのは、実はとても幸せなことなのです。
しかし、誰もが「生存」と「快適性」をごっちゃにしてしまうので、「生存」できることだけでは満足いかず、「快適性」を求めてしまうのです。
「衣食住」があれば「生存」できます。
しかしそこには「快適性」はありません。
「衣食住」があると言うことは、生存することが出来ると言うことです。
生存することができるのですから、それ以上を望むと言うことは、それは「快適性」を求めていると言うことなのです。
人は「快適性」を求めたらキリがありません。
しかし、最低限の生存条件をクリアできるのなら、人は質素に暮らして行けるのです。
つまり「衣食住」があるならば、必要な85%は手に入っているのです。
「足りない」「足りない」と言って不満を抱いているのは、わずか15%の快適性なのです。
ある日、会社から帰る道で、シャンプーやリンスを籠に入れて歩いているおばあさんがいました。
きっと家にお風呂がなくて、近くの銭湯に行くのだと思います。
そういう人がいるんだなあと思うと、家にお風呂がある人は幸せだなと思いました。
日本で普通の人は世界ではお金持ち
今の日本においては、ほとんどの人が幸せなのです。
なぜなら、衣食住が足りていない人なんてほとんどいないからです。
ささやかでも衣食住に困らない生活ができているのなら、幸せだと感じる感性が必要なのかもしれません。
ほとんどの人達が衣食住が足りているのは、日本と言う国がしっかりしているからです。
快適性を求めたらキリがありませんが、人間としての最低限の生活ができるのであれば、それだけで幸せなのです。
すると、実は毎日が幸せの宝庫だということに気付くはずです。
何か行動する度に幸せを感じられるのです。
朝起きたら幸せです。
トイレに行けたら幸せです。
朝ごはんを食べたら幸せです。
洋服に着替えたら幸せです。
洗濯できたら幸せです。
生きているということのほとんどのことが幸せです。
本当は、幸せの塊のような人生を生きているのです。
まとめ
貧乏人が貧困層から脱出するために必要なのは「衣食住」です。
これさえあれば、既に貧困層ではなく、普通の人なのです。
ちなみに、日本で普通の人は、世界的に見れば「お金持ち」のグループに入ります。
ですから、貧困層の人でも、世界的に見ればそれほど貧困なのではありません。
もっと頑張れば、もっといい生活ができるのが日本と言う国なのです。
日本に生まれたことこそ、最高の財産なのです。
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