
会社には優秀な人と普通の人とそうではない人がいます。
この比率は2:6:2と言われています。
つまり、優秀な社員が2割、普通の社員が6割、できない社員が2割と言うことです。
私のブログを読むような意識の高い人は、おそらく優秀な2割の社員であるか、そうなりたいと思っている人だと思うのですが、どうせなら会社でダントツの優秀な社員になってみてはいかがでしょうか?
今日はその方法をお伝えいたします。
ほとんどの人がやれていない仕事術!
ほとんどの社員は仕事を一所懸命やっていますが、良く見てみると、自分に与えられた仕事を一所懸命やっています。
中には自分に与えられた仕事すらろくにできていない社員もいるのですから、自分に与えられた仕事を一所懸命やることは素晴らしいことだと思います。
ですが、自分に与えられた仕事を一所懸命やることは、他の誰もがやっていますから、それを一所懸命やっても、特別すごいことではないのです。

じゃあ、人よりもさらにスピーディーに仕事をやって生産性を高めるというのならどうでしょうか?
他の人よりも2倍のスピードで仕事をこなせたら、仕事量は2倍になるのですから、会社にとってみたらいい人材になることは間違いありません。
ですが、実は中には既に仕事のスピードが倍くらいの社員はいたりしますので、そういう人を目指して追い抜くことは大変ですし、スピードを速めてもダントツの優秀な社員にはなれないのです。
では、どうしたらダントツの優秀な社員になれるか、と言うことです。
自分の仕事プラス会社改善の仕事!
その答えは、自分に与えられた仕事を一所懸命やりながら、さらに会社がよりよくなることを考えて提案、実践していくことなのです。
優秀な社員や普通の社員は、自分に与えられた仕事を一所懸命やっているのですが、その日一日の仕事が片付いたら家に帰ります。
働き方改革が叫ばれている今日この頃ですから、会社に残ってだらだら仕事をするよりは、早く家に帰るなり、習い事に行くなりして時間を有効に活用することは悪いことではないと思います。
ですが、その日一日の自分の仕事を終えたら、会社の改善点を分析し、世の中の動向を調べるなどして、会社の将来のために改善案を作って提案できるような社員がいたとしたら、あなたが社長だったらどう思うでしょうか?

もちろん、会社の改善箇所が自分が担当する仕事の分野ではないとしても、そっちの分野を勉強していかに会社が良くなるかを考えるのです。
これは、自分の評価を上げるためにやるのではなく、会社の将来を本気で考えるためにやるのです。
ほとんどの人達は、今の会社に不満があったりするのですから、どうしたらもっと働きやすくなるのか、それを考えて会社を変えて行かなければならないのです。
会社を変えるのは社長や経営陣の仕事だと思う方も多いかと思いますが、その社長や経営陣を動かすのは社員達なのです。
ですから、「どうせ何言っても変わらない」「そもそも変えること自体が無理」と思うのではなく、「いよいよ面白くなってきた」「今まで無理だったからこそ自分が伝説を残そう」と思ってやったほうがいいのです。

そもそも、「どうせ何言っても変わらない」と言う人は、だいたい何言ってもというレベルでは何も言っていないことが殆どです。
1回や2回や3回や4回くらい言ったところで、何も変わらないのが当たり前です。
本気で変えたいなら、10回でも100回でも1万回でも言わなければならないのです。
ですが、こうしたことをいきなりやろうとすると空回りするので、まずは自分の周りの人達から信頼させることをやらないといけません。
日頃の行動が一番大切!
信頼を勝ち取ることは実は簡単です。
周りの人に親切にすればいいのです。
周りの人に対して、いつも明るく笑顔で接して、その人が現れるとその場の空気がやわらかくなるような存在を目指すのです。
それを地道に続けて行くと、「あの人と仕事がしたい」と思われるようになってきます。
そういうファンを社内で一人でも多く作っていくことが大切です。
これは、常日頃から、「会社を良くしていきたい」「人を喜ばせたい」と思っていれば自然にできてくるのです。

なぜなら、常に「会社を良くしていきたい」「人を喜ばせたい」と思っていれば、廊下にゴミが落ちていたら拾うのです。
それまで、そこを何人も通っていると思うのですが、誰もゴミを拾おうとはしません。
なぜなら、自分が落としたゴミではないからです。
ですが、常に「会社を良くしていきたい」「人を喜ばせたい」と思っていれば、散らかっている会社は嫌だなと思うわけですから、ゴミを拾って綺麗にしたくなるのです。
こうした日頃の積み重ねが、やがて信頼を得て、会社のことを考えている誠意が伝わり、やがては社長が涙を流して喜ぶような社員になれるのです。
これからの時代は、そういう人が高く評価される時代になっていくのです。
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