
霊峰・羽黒山の出羽三山神社
先日、東北地方の霊峰・羽黒山(はぐろさん)に行ってきました。
つい最近のことですが、どこか旅行でもしたいなと思いながら日本地図を眺めていたら、山形県の羽黒山から強烈な何かを感じたんです。
その場所は、それまで私がまだ行ったことがない場所でした。
日本全国旅をしている私ですが、当然まだ足を踏み入れたことが無い場所も沢山あるんです。
そして、強烈な何かを感じたその場所も、知ってはいましたけど行ったことはありませんでした。
そして、「行きたいな」と思ってから2か月くらいでその願いは実現することになりました。
その場所こそが、山形県にある有名な霊峰・羽黒山です。
強烈な何かに惹きつけられて行き着いた場所!
行く途中までは土砂降りの雨でしたが、その場所に近づくにつれて雨が弱くなってきました。
そしてその場所に着いたときは、雨はほとんど止んでいましたが、まだパラパラとは降っていました。
霧(きり)なのか靄(もや)なのか分かりませんが、雨あがりの凛とした空気に包まれて、その場所はありました。

羽黒山・五重塔の入口
中に入っていくと、神聖な空気が辺りを覆っていて、その一体が強力なパワースポットであることが一瞬で分かるような、巨大な杉の木が厳正と立ち並んでいました。
宇宙と繋がり奇跡の啓示が舞い降りる!
しばらく歩くと、深い杉林の中に推定樹齢1200年の巨大な杉の木がそびえたっていました。
そしてそこから50mほどのところに、壮大な五重塔が出現しました。
それは見事な建造物で、周辺の神聖な空気の中に静かにたたずんでいました。

羽黒山・五重塔(国宝)
その場所から戻る時、左側に大きな滝があることに気が付きました。
その滝のふもとには神社のようなものが設置されていました。

祓川(はらいがわ)と須賀の滝(すがのたき)
そこに行って、参拝をしたときに、ある思考の塊がやってきたのです。
「良く来たな、遅かったじゃないか。」
そんな感覚です。
頭の中に湧いてくる私の思考ではない何か。
無視するわけには行かないので、その湧いてくる思考と会話を始めました。
(私)「すいません。遅くなりました。」
(思考)「いやでも、足元の悪い中、遠いところからわざわざ来てくれてうれしいよ」
(私)「とんでもございません。ここに来てとても良かったです。これから日本のために、世の中のために、みんなのために一所懸命働きますのでどうか応援をお願いします。」
(思考)「そうか、頼んだぞ。上(山頂の神社)には行ったか?」
(私)「いえ、これから参ります。」
(思考)「そうか、ぜひ行ってくれ」
そして、この場所を離れようとしたとき、滝の上の方から雲が切れて、太陽が差し込んできたのです。
それはまるで作られた映画のような美しすぎる光景でした。
霧や靄に霞む滝と巨木の杉の木がまるで水墨画のように3D映像となっているのです。
私は思わずその場所でニヤッと笑ってしまいました。
「宇宙さんは、粋な演出がお好きですね。」
一見余裕を振りかざしていますが、この時の私は全身鳥肌が立っていました(笑)。
あまりにも見事な演出に感動をしていたのです。
宇宙が人類に伝えたかった壮大な真実とは!
そして、そこから車で10分ほどの山の上のほうに、大きな神社がありますのでそこに行きました。
そこには観光客が沢山来ていましたが、雨がちょうど止んで霞がかっているところに日差しが当たって、まるでそこは天界のようなあり得ないレベルの美しい世界になっていました。

神聖な空気に包まれている羽黒山一体

雲の切れ目から太陽が差し込む幻想的な風景

参拝者でごった返す出羽三山神社
私はそれまで、「何で今日に限って雨なんだろう」と思っていたのですが、その理由がはっきりと分かったのです。
それは、最高の美しい場所、最高の美しい光景を演出するためには、晴れの天気ではできないのです。
雨を降らせて、霧を発生させて、周辺を霞がかせる、そこに日差しを当てて、最高の美を形成する、そのためには、雨が必要だったんです。
私は、この宇宙は本当に粋だなと思いました。
そして、観光客を眺めながら、そこにまた思考の塊が飛び込んできました。
(思考)「日本にはなぜあちこちに神社があるか知っているか?」
(私)「どこにいても身近に信仰ができるようにですか?」
(思考)「それもあるが、もっと大きな意味がある」
(私)「それはなんですか?」
(思考)「この神社には、毎日はるばる遠くから多くの観光客がやって来る。
そしてあの観光客達はまた、他の場所の神社へと観光をする。
つまり、日本全国に神社を作ったのは、多くの人にその地を訪れてほしいからだ。」
(私)「確かに、日本人は神社が好きな人多いですからね。
特に最近はパワースポットがブームで、若い人達も神社に行くのが流行っています」
(思考)「それだ。今、パワースポットが流行っているというのがまさにポイントだ。
今、日本において、まさにその時がやってきたのだ。
高速道路が整備され、新幹線もどんどん延びている。
日本全国を快適に移動するインフラが整備されたのだ。
それがなぜ今なのかと言うと、今、この日本と言う国は歴史上最も輝いている時期なのだ。
後にも先にも、今のこの瞬間よりも輝くことはない。
今、最高に美しい日本を多くの人達に見てほしくて、我々はインフラを整備し、日本全国に神社を配置してみんなが訪れてくれるのを待っているんだ。」
(私)「確かにそうですね。
でも、神社は自分が住んでいる地域の神社にお参りするのがいいと聞いていて、はるばる遠方の神社にまで行くことが大切なんでしょうか?」
(思考)「もちろん地元の神社は大切にしなければならない。
だが、お前はどうだ?遠方からわざわざお前に会いに来てくれる人がいたら、お前はうれしくないのか?」
(私)「それはうれしいですね。
簡単に来れるのではなく、はるばるお金と時間をかけて会いに来てくれたら、本当に嬉しいと思います」
(思考)「我々も同じだ。
我々は人間に観測して欲しいのだ。
人間が我々を観測し、感動したり喜んでくれたりすることが、我々が存在する確たる証拠になるのだ。
地球には様々な生命体がいる。
昔は恐竜が闊歩していたが、彼らにはこの世界を観測する知性はなかった。
この世界が存在することを観測できるのは、今の時代の人類だけなのだ。
だから、我々はこの日が来るのをずっと待っていた。
我々の価値や意味を理解できる人類が来てくれるのを、長い間ずっと待っていたのだよ。
だからお前には、そのことを人々に伝え、できるだけ多くの人達に日本の各地を巡ってもらい、この美しい日本の景色を目に焼き付けてほしいのだ。
地球は今、ピークの状態にある。
つまり最高点にあるということだ。
これからは、太陽系の位置関係やバランスが少しづつ変化し、地球の気候も変わっていく。
未来永劫、今のままと言うことはあり得ない。
だから、この地球の最高の今、最高に美しい日本と言う国を今生きている人達に知って欲しい。
それができるのは、今生きている人達だけなんだよ。
我々と人間は同じ生命体。
我々は人間の喜びとともにある。
人間の喜びこそが我々の喜びであり、我々はそれを体感したくて人間をこの地に誕生させたのだ。
そのことが理解できる生命体が、まさに今の時代に生きる人間達なのだよ。
この日本の美しさ、素晴らしさを伝えておくれ。」
(私)「分かりました。なんだか良く分かりました。
ありがとうございます。
私はなんで「死」があるのかって考えていたのですが、その理由が今はっきりと分かりました。
今と言う瞬間しかないからこそ、人は今を本気で生きることができるんですね。
私はまだ未来に向けて力を温存していた部分もあります。
しかし、そうではなくて、今、この瞬間を全力で生きろということですね。
力を温存するのではなく、今この瞬間をフルパワーで生き抜くということですね。
今はまさに、フルパワーで生きる最高の時代の真っただ中であるということですね。
ありがとうございます。
今から私もフルパワーで生きようと思います。」
これが私が行った霊峰で降りてきた奇跡の啓示です。
私は気分がとてもスッキリして、今をクリアに全力で生きています。
そして、全力で今と言うこの世界を観測して行きたいと思います。
今の時代、今の暮らし、私が来世を迎える頃にはもうないのかもしれません。
1億年前、人類はこの地球上に存在していませんでした。
1億年後、人類がこの地球上に存在していることも考えにくいですよね。
今生きている、それは今この瞬間の物語であり、未来に何かを期待することよりも、今を感じながら生きることのほうが大切だと思います。
この意味が理解できる生命体が今の人類です。
きっとあなたにも私が伝えたかったことが伝わったと思います。
もう妥協は許されません。
先延ばしの人生も許されません。
今を100%の力で全力で生きてください。

三神合祭殿(左・湯殿山神社 中央・月山神社 右・羽黒山神社)

出羽三山神社の境内

立ち並ぶ末社群
コメントを残す