
「副業をしたくても忙しくて時間がない」という方が多いかと思います。
いくら働き方改革で残業が減ったとはいえ、家に帰れば子供の面倒をみたり、いろいろな用事があって副業なんてする暇がないと言う事情もあるかと思います。
しかし、それを副業ができない言い訳にしてしまうと、家族や周りの人たちが「さあ、今からあなたの自由な時間です。好きなことを思う存分やってください」といってくれる日は定年退職後までやってこないことでしょう。
収入が減ってしまって、副業でなんとかその補充をしたいと考えているのなら、なんとしても自分の時間を作って副業を始めないと、死ぬまで働き続けなきゃならない老後が待っている可能性が高いのです。
国はもう年金を払う財源がないから、国民に副業を推進して、老後も政府に頼らないで自力で生き抜いてくださいと言っています。
それなのに、定年までに自力で稼ぐことができなかったら、あとは最悪の場合ホームレスになるしかありません。
奥さんや家族の方はあなたが「副業する」なんて言い出したら、ほとんど絶対と言っていいくらい「反対」すると思います。
なぜなら、副業しなければならないと考えているあなたと、副業のことを考えたことがない奥さんや家族では危機感がまるで違うからです。
奥さんや家族の方は、「副業なんてやって失敗でもしたらどうするんだ?」という考えから、副業を反対するのですが、そもそもこうしたことをいう人の言葉には責任が伴っていません。
ただの思い込みで出てきた言葉を言っているだけですので、様々な角度から分析したり、検証したりして、根拠のある意見を言っている人はまずいないのです。
そんな無責任な意見に振り回されて、あなたの人生が台無しにされてしまってはもともこもありません。
あなたは、自分の将来を誰よりも真剣に考えているはずです。
そして、あなたの人生は、あなた以上に本気で考えてくれる人など誰もいないのです。
ですから、あなたが副業をやると決めたら、それを貫き通す覚悟が必要です。
いくら家族に反対されても、そこは戦わないとだめなのです。
極論から言えば、もし家族がどうしても副業に反対だと言うのなら、家族との縁を切ることも辞さない覚悟が必要です。
もし、あなたがこれまで自分の人生を生きてこれなかったとしたら、それは家族や周りの意見に従い続けてしまったからかもしれません。
あなたの人生は、あなたが作っていかなければならないはずです。
そうであれば、例え誰に反対されたとしても、自分の信念を貫く必要があるのです。
ゴータマ・シッダールタ(釈尊)は、釈迦族の王子だったのですが、釈迦族を継承するのではなく、自分の信念を貫いて、親や妻子の反対を振り切って、悟りの道を選ばれました。
自分の信念を貫くとは、そういう覚悟が必要だと言うことです。
逆に、家族の反対を振り切れない人は、そこに「執着」があるということなのです。
この世的な執着にとらわれている限り、悟を開けることはないでしょう。
自分の信念を貫く覚悟を持つことが大切だと思います。
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