人間関係に問題が生じた場合、どうしてなかなか解決しないのでしょうか?
それは、不幸が不幸を呼ぶと言う、不幸の連鎖によって引き起こされていることが原因かもしれません。
人間関係の場合、なかなか問題が解決しないのは、お互いに相手が悪いと思っているからです。
不幸の連鎖を断ち切る方法は、誰かがそのことに気がつけばいいのです。
それでは、あるOLさんの事例で説明してみましょう。
不幸は不幸を連鎖的に呼ぶ習性がある!
OLの愛さんは、最近同僚の優さんのことが嫌いになりつつあります。
なぜなら、先日、愛さんが優さんに挨拶をしても返事をしてくれなかったからです。
愛さんは、優さんに無視されたと思っています。
そもそも、同時期に入社したのに、優さんのほうが仕事ができるので、みんな優さん優さんって言っていて、最近優さんは調子に乗っていると思っていたのです。

それで、次の日の朝、優さんが愛さんに「おはよう!」って挨拶をしたのですが、無視されたことを根に持っている愛さんは、露骨に無視して仕返しをしました。
さすがの優さんもこれにはイラッときたらしく、この日から愛さんと優さんの仲はますます険悪なものになって行きました。
お互いの言い分はこうです。
人間関係がこじれるのって、本当にこんなささいないことが原因だったりするのです。
それで、こうなると、愛さんが悪い、優さんが悪いって言い合って、言えば言うほど自分を正当化して相手をこき下ろすだけの、最悪なスパイラルに嵌ってしまうのです。
不幸の連鎖を断ち切るには気が付いた人が断ち切る!
ここで、気が付いて欲しいのですが、どちらかが断ち切ればいいのです。
言い争っても解決するわけないのですから、「もうやめた!」って断ち切ればいいのです。
仮に、優さんがこのことに気づいて、もう愛さんの悪いこと言うのはやめようって思えば、終了なのです。
しばらくは、愛さんは怒りに任せて優さんの悪口を言うと思います。
でも、優さんは「よくわからないけど、私が気に障ることをしたんだと思う。私は愛さんと仲良くしたいんだけどな」って、周りの人たちに言いっていれば、そのうちその話が愛さんの耳に入るのです。
「愛さんは優さんのこと嫌ってるけど、優さんは愛さんと仲良くしたいって言ってたよ」
「ああ、そうそう、この前俺もそんな話を聞いた。」
「そうだよね。優さん時々そんなこと言ってるよね」
って、同僚が次々とそんなことを言うと、愛さんもちょっとは気持ちが変わるかもしれません。
先祖代々虐待が繰り返されてきたならあなたが断ち切ればいい!
不幸の連鎖は、気がついた人が断ち切ればいいのです。
誰かがブチっと断ち切れば、いとも簡単に終結するのです。
先祖代々、虐待が繰り返されてきた家系があったとしたら、気が付いた人が断ち切ればいいのです。

私は幼いころから虐待されたけど、私はそれを断ち切りますって。
先祖代々、虐待が繰り返されてきたけど、私の代で断ち切りますって。
そうすれば、この人の代からは、虐待はもうなくなるのです。
不幸の連鎖を断ち切る人を待っている!
「私の家系は先祖代々貧しかったから、これからも未来永劫貧しいのです。」
って、そんな縁は断ち切ればいいのです。
ご先祖様だって、先祖代々、いつか誰かが断ち切るのを待っているのです。
ここで断ち切ったら、その人はヒーローですよ。

なぜなら、先祖代々みんなが報われるからです。
「ついに出たぞ~!。ワシらの家系から、不幸の連鎖を断ち切った子孫が。よーやった!」
って拍手喝采でみんな喜んでくれます。
ですから、不幸を見つけたら、その不幸の連鎖を断ち切ってください!
それができるのは、この話を聞いているあなたです!
まとめ
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