
私が車を運転していて一番危ないと思うのが、交差点で右折する時の対抗車線から来るバイクです。
なぜなら、対抗してくるバイクは見えないからです。
このブログは特に車を運転しないバイクのドライバーや、自転車に乗る人に読んで欲しいのですが、対抗にいる車からはバイクや自転車は見えていないということを知って欲しいのです。
交差点の右折車両からは対抗するバイクが全く見えない!
なぜ、バイクや自転車が見えないのかと言いますと、バイクや自転車が車線の左側を走行しているからです。
バイクや自転車は車線の左側を走ることは法律で決まっていますので、左側を走らなければならないルールです。
ですから、左側を走ることは法律的には悪くないどころか、正しい行為なのですが、それを守っていると、対抗から来る右折車両にはねられる可能性が高いのです。
特に危ないのが、車列の一番最後にバイクが車線の左側を走行していて、さらにちょっと後ろから後続車の車列が走ってきている時です。
バイクや自転車から見て、対抗車線で右折しようとしている車両は、バイクや自転車が走行している車線の長い車列と次の後続の車列のちょっとした隙間を狙って勢いよく右折しようとしています。
その隙間にはバイクや自転車が車線の左側を走行しているのですが、バイクや自転車の姿は前を走る車の陰になってしまって、対抗車線の右折車両からは全く見えていないのです。
対抗車線の右折車は車列の隙間がやってきたら、勢いよく右折するのですが、アクセルを踏んで車両が右折を始めてしまってから、ようやくバイクや自転車の姿に気が付くのです。
ですが、バイクや自転車の姿に気が付いた瞬間にバイクや自転車は右折車両と衝突し、吹き飛ばされて全身を地面に叩きつけられてしまうのです。
夜間よりも昼間のほうがバイクは見えない!
夜間ならば車列と車列の間にバイクや自転車が走っている場合、バイクのライトの光があるので、対抗車両は昼間よりは若干気が付きやすくなるかもしれません。
ですが昼間はライトも全く見えないため、バイクの存在を発見するのが著しく遅くなってしまうのです。
実際に、私もそれで冷っとしたことが何度もあります。
コチラ側としましては、右折するために自分の車線をふさいでいる場合は、後ろが渋滞していますので、早く右折をしたい心理になっているのです。
そこで、対抗車が列を連ねて走ってきている中、ちょっとした隙間を発見したら、あのタイミングを逃したらまた次の車列が来ているのでヤバいという心理になって、少々強引でも右折してしまおうと思ってしまうのです。
そしていよいよ隙間がやってきて、勢いよく発進して右折したらいきなりバイクが現れてドカーン、となってしまうのです。
ですから、バイクを運転している人は、対抗車に自分の姿をいち早く発見してもらう努力をしなければならないのです。
なぜ、バイクがそんなことをしなければならないのかと言いますと、車とバイクがぶつかった場合、確実にバイクのほうが被害が大きいからです。
対抗車線に右折車両が見えたら自分の姿を見せよ!
道路交通法ではバイクは車線の左側を走行するようになっていますし、教習所でもそう習うと思いますが、はっきり言って、その走行はとても危険です。
私は法律を破ってくださいとは言いませんが、交差点や対抗車線に右折しようとしている車両を見つけたら、車線の中央に寄って自分の姿をいち早く発見してもらうようにしてくださいと言いたいのです。
私は日本全国を車で走りまくっていますので、車を運転してきた中でいろいろな状況に遭遇していますが、右折時の対抗から来る二輪車が一番危ないと感じています。
バイクは転倒したら体が投げ出されてしまいますので、いかに事故に遭わないようにするか、いかに自己防衛をするかに限ると思います。
いくら車が悪いと言ったところで、死んでしまっては意味がないのです。
バイクの運転手は、交差点ではいくら青信号だとしても対抗車両が右折してくる可能性があるということを意識して、すぐに停止できるよう細心の注意を払って運転してください。
命と引き換えにするほど、急ぐ理由などないはずです。
交通安全を保証する最強の呪文!
最後に絶対に事故に遭わない方法をお教えします。
それは、運転する前や運転中にこう言ってください。
「安全運転!快適ドライブ!」
逆に、絶対に言ってはいけないのがコレです。
「今日も無事故無違反!」
宇宙には否定語というのはありません。
全てが肯定形に変換されてしまいます。
「無事故」は「事故」、「無違反」は「違反」を引き寄せてしまいます。
つまり、「無事故無違反」という掛け声は、最悪の呪文だということです。
「安全運転!快適ドライブ!」
これは安全と快適を引き寄せますので、言えばいうほど効果があります。
そして最後に最強の呪文をお教えします。
「うんてん、とうぼう、えいたあとう」を3回唱えます。
これでもう大丈夫です。
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