個性を出すのは中学生にもできる!
中学生のとき、みんな同じ制服でだったので、遠くから見ると、誰もが同じように見えました。
ところが、不良と呼ばれる人たちは、髪の毛を金髪に染めたり、そりこみを入れたり、パーマをかけたりして、一際目立っていました(今の時代はもういないのかもしれませんが)。
それで、こういった人たちは、常識に飲み込まれない強い個性の持ち主だと思うのですが、よくよく考えてみると、この手法はあまりにも幼稚だと思うのです。
なぜなら、クラスで目立たない人が、金髪にしてきたら、一気に目立つと思うのです。
しかも、誰でも金髪にしたら、誰でも目立つと思うのです。
てことは、その人が目立っていたんではなくて、単に“金髪”が目立っていたというだけのことなのです。
ですから、こういった目立ち方をしても、あまり意味がないと思うのです。
逆にこんな話を聞いたことがあります。
私の知り合いが野球場でバイトをしていたとき、有名な芸能人がプロ野球を観戦しにきたらしいのです。
その人は、かなり遠くから見てもすぐに分かるほど、周りの人とオーラがぜんぜん違かったということです。
また別の話ですが、大宮駅に天皇陛下が専用列車でやってきたところに、たまたま遭遇した知り合いは、生の天皇陛下のオーラはすごかったと言っていました。
オーラの輝きだけは騙すことができない!
本当にすごい人は、全員同じ服装、同じ髪型だったとしても、“あの人だ”と分かるくらいに周りの人とは圧倒的な違いがあるのです。
これが本物の魅力なのです。
誰もが一瞬で“この人はすごい”と感じてしまう波動があるのです。
実は、これを“たましい(魂)力”と言うのです。
たましい力は、教養があり、謙虚さ、感謝、人徳などを兼ね備えないと、身に付いてきません。
たましい力は、年とともに備わってくるようなものではなく、身の回りの全ての人や物に深く感謝するなど、謙虚な姿勢や優れた精神性が必要なのです。
でも、私は思います。
日本人は、たましい力が世界で最も高い人種ではないでしょうか?
東日本大震災の時、世界は日本の精神レベルの高さを賞賛しました。
また、電車とホームの間に人がはさまれてしまたっとき、乗客が力を合わせて電車を傾け、人を救出したことが世界中で話題となり、賞賛されました。
日本では、当たり前と思われているささいなことが、世界ではとてもすごいことというのは沢山あると思います。
今の時代に生きる日本人は、とても大きな使命を背負っていると思います。
それが何かというと、GDPとか軍事力とかで世界一になるのではなく、精神性、人としての生き方について、世界のお手本となることです。
世界の“先生”として、恥ずかしくないような生き方を心がけたいものですね。
あなたのオーラは光輝いていますか?
個性なんてなくてもいいと思います。
それよりも、あなたのオーラが光り輝くなら、あなたの周りには素敵な人達で溢れかえると思います。
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