
人生を変えたければ環境を変えよと言うけれど・・・
「人生を変えたければ環境を変えよ!」っていう話を聞いたことがありますか?
私は「確かに、その通りだ!」と思っていました。
が、しかし、この方法は上手くいく場合と行かない場合があります。
正確に言うならば環境が変わったら人生が変わるわけではありません。
ただ、環境を変えることで人生が変わるきっかけになることがある、ということなんです。
どういうことか説明しますね。
スラム街を美しい景観に変えたら1年後驚くべき結果に!
ある研究チームが、スラム街の荒んだ景観を全て修復し、「人々がみんなよくなるだろう」ということを期待する実験をやったそうです。
そして、1年後に研究チームがその街を訪れると、予想通りすべての人が素晴らしい人に変化していました!という予測とは全く逆で、なんと元のスラム街に戻っていたそうです。
え?環境を変えたのに人は変わらなかったってこと?
はい、そうなんです。
実は、環境を変えても人は変わりません。
私があなたに言いたいことはまさにこのことです。
人生を変えるうえで一番大切なこととは?
環境を変えても人生は変わらない。
じゃあ何を変えればいいのか?
それは「精神」です。
「精神」が変わらない限り現実世界を変えることはできないんです。
スラム街の景観を良くしたところで、そこに住む人たちの精神が変わらなければスラム街に戻るだけなんです。
ですから、環境を変えて人生が変わった人は、環境を変えたことで精神が変わったからこそ人生が変わったのです。
人生を変える本質は環境ではなく「精神」だということです。
昔の私も含めて、多くの人は必死に外の世界を変えようと奮闘しています。
「努力すれば変わる」
「頑張れば変わる」
でも、それはできないんです。
映画館のスクリーンに映った映像を必死に変えようとしてもきっと変わりませんよね?
スクリーンの映像を変えたかったらフィルムのデータを変える必要があるのと一緒で、外側の世界を変えたかったら内側の「精神」を変える必要があるのです。
精神とは物質に宿るエネルギーのことです。
「お金を稼ぐ」ことは物質的に見えますが、「大切な子供のためにお金を稼ぐ」というその愛情が「精神」です。
「精神」があるから「物質」があるのです。
お金持ちになるという結果よりその動機のほうが重要!
お金持ちになる方法は二つあります。
一つ目は、世の中に貢献しその対価を受け取ってお金持ちになる方法。
二つ目は、コンビニに押し入りレジからお金を奪ってお金持ちになる方法。
結果的に「お金持ちになる」という意味では同じですが、その動機となる「精神」は全く違いますよね?
ですから、世界を作り出すのは「精神」です。
例え住んでいる場所がスラム街でも「精神」が清らかになれば、街は美しく生まれ変わることでしょう。
逆に「精神」が変わらなければ、いくら景観を美しくしたところですぐにスラム街に戻ってしまうのです。
「精神」を支配するか
「精神」の奴隷になるか
ここがとても重要なポイントです。
あなたは精神をコントロールする船長になって欲しいと思います。
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