コーチングとコンサルティングの違いとは?どっちが大切なのか?

コーチングとコンサルティングの違いってよく分からない人も多いかもしれません。

まずはこの違いを明確にすることが大切ですがこの2つのスキルを使い分けることもとても大切なことだと思います。

私は16年以上に渡ってシステムコンサルタントをやってきましたのでコンサルティングがどんなものなのかは熟知しています。

コンサルティングの仕事を簡単に言うならば専門知識を一般の人に理解できるよう翻訳して言語化するということです。

専門知識を専門用語のままお客様に説明したらそれは全くコンサルティングになっていません。

お客様が理解できなければ意味がないからです。

ですから、コンサルタントには高度な言語化能力が要求されています。

 

ですが、実はコンサルティングスキルだけではほぼほぼ意味がないことが分かりました。

なぜなら、私が初めてコーチングに出会った時、コンサルティングをするのにコーチングスキルが必須だと感じたからです。

例えば、コンサルタントがお客様からヒアリングを行う場合、コーチングスキルがなければお客様が言うことだけを聞いてしまい本当の課題を引き出すことができません。

この状態でコンサルしても全く意味がないことになってしまいます。

しかし、コーチングを知らなかった私はそこに気づくことができませんでした。

かといって、コーチングスキルだけがあってもこれはまた意味がありません。

なぜなら、コーチはクライアントをゴールまで導くためのプロセスを体系化してプログラムに落とし込む必要があるからです。

このプログラムの遂行能力はコンサルタントの仕事になります。

ですから、コーチはコンサルタントのスキルを、コンサルタントはコーチのスキルを習得しないとクライアントさんに思うような成果を出させることはかなり難しいと思います。

成果=コーチング✖️コンサルティング

どちらかがゼロなら成果はゼロです。

これがめちゃめちゃ大切だと思います。

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